曹 佑寧(ツァオ・ヨウニン、白話字:Chô Iū-lêng、ウェード式:Tsao Yu-ning、1994年4月24日 - )は、中華民国の俳優。
2014年のスポーツ映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』で呉明捷(アキラ)を演じたことでよく知られている。俳優として本格的に活動する前はチャイニーズタイペイ代表にも選出される野球選手であった。
経歴
1994年4月24日、台北市に生まれる[1]。小学校から野球をはじめる[1]。2010年、第6回U-15アジア野球選手権大会に参加し、2012年にAAA世界野球選手権のチャイニーズタイペイ代表に選ばれた。同年、輔仁大学体育学科に入学し野球部に加わった[2]。
2013年、映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』でエースピッチャー役が決まった[3]。俳優デビューとなるこの出演で、2014年の台北映画祭で助演男優賞を受賞し[4]、第51回金馬奨で最優秀新人俳優賞にノミネートされた[5]。同年にWBSC U-21ワールドカップ、翌年にユニバーシアード、アジア野球選手権大会、ワールドポート・トーナメントに出場した[6]。U-21ワールドカップでは最優秀外野手に選ばれた[7]。
俳優と野球選手の二足の草鞋で活動を続けてきたが、2016年に芸能活動に専念することが明らかになった[8]。2020年に兵役のため入営、既に退役している。
フィルモグラフィー
映画
ドラマ
脚注
外部リンク
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