「春なのに」(はるなのに)は、1983年1月11日に発売された柏原芳恵の12枚目のシングル。
概要
本楽曲は、シンガーソングライターの中島みゆきが作詞・作曲を手掛けた。また、その後も中島は柏原に楽曲を提供している。
オリコンチャートでは最高位6位まで上昇。33.4万枚を売り上げ、柏原にとって「ハロー・グッバイ」に次ぐ大ヒットシングルとなった。公称シングル売上は61万枚を記録[2]。TBS系『ザ・ベストテン』での最高位は2位で9週ランクイン。また、同曲で『紅白歌合戦』へ初出場を果たした。
現在も卒業ソングの定番としてよく知られる楽曲であり[3][4]、柏原は自著『恋人模様』で「芳恵が選んだシングルA面曲ベスト5」の1位にこの曲を挙げた[5]。
1983年2月10日に発売されたこの曲を含む同名タイトルのアルバムは、オリコンチャート最高位4位、公称アルバム売上は32万枚であった。
B面曲の「渚便り」は中島のカバー楽曲で、オリジナルは中島のアルバム『私の声が聞こえますか』(1976年)に収録されている。
収録曲
- 春なのに (3分24秒)
- 渚便り (3分25秒)
カバー
その他
- 刑事ドラマ『太陽にほえろ!』第639話「春なのに…」は同曲をモチーフにした作品で、劇中でも2番が流れた。
- 今上天皇の好きな曲としても知られている(この曲がきっかけで当時親王(皇孫)だった天皇は柏原のコンサートへ行き、コンサート後に柏原と初対面した)。
参考文献
脚注
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シングル |
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アルバム |
オリジナル | |
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カバー | |
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ライブ |
- 第一章・ふれあい/柏原よしえ オン・ステージ
- よしえのLOVE LOVE CARNIVAL
- 柏原芳恵リサイタル お・ん・な 飛翔
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ベスト | |
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出演作品 | |
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関連項目 | |
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