一般社団法人日本肥満学会(にほんひまんがっかい、英: Japan Society For The Study Of Obesity、略称: JASSO)は、肥満および肥満症に関する研究活動や診断基準の策定、市民や医師に対する広報・啓発活動を行う学術団体。医師・栄養士・薬剤師をはじめとする医療関係者、医学・農学・理学・薬学研究者などで構成される。
概要
- 理事長 - 春日雅人 (独立行政法人国立国際医療研究センター)
- 事務局 - 〒532-0004 大阪市淀川区西宮原1-8-29 テラサキ第2ビル 8階(株式会社コネット内)
沿革
肥満度の判定基準
統計的にもっとも病気にかかりにくいBMI 22を標準とし、25以上を肥満として、肥満度を4つの段階に分けている。3度と4度が高度肥満に分類される[2]。
日本肥満学会の肥満基準
(2011年)[3]
状態 |
指標
|
低体重(痩せ型) |
18.5以下
|
普通体重 |
18.5以上、25未満
|
肥満(1度) |
25以上、30未満
|
肥満(2度) |
30以上、35未満
|
肥満(3度) |
35以上、40未満
|
肥満(4度) |
40以上
|
内臓脂肪型肥満の判定基準
内臓脂肪蓄積を反映するウエスト周囲長が、男性85cm以上、女性90cm以上の者に対して腹部CT検査を行い、内臓脂肪面積(VFA)が100cm2以上のものを「内臓脂肪型肥満」と判定する[4]。
脚注
関連項目
外部リンク