新濱 立也(しんはま たつや、1996年7月11日 - )は、日本のスピードスケート選手。高崎健康福祉大学所属。趣味はサイクリング。マネジメント会社は 株式会社C.DREAMS
経歴
北海道野付郡別海町出身。3歳でスケートを始め、別海スケート少年団白鳥に所属する[1]。別海町立野付小学校[2]、別海町立野付中学校と進む[3]。中学校時代には3年次に第32回全国中学生スケート大会に出場し、6位入賞を果たしている[3][4]。
2012年4月に北海道釧路商業高等学校に進学。高校3年次の第64回全国高等学校スピードスケート選手権大会では500m[5]/1,000m[6]で優勝し、二冠王となる[3]。同じく高校3年次のJOCジュニアオリンピックカップ 第38回全日本ジュニアスピードスケート選手権大会では男子1,000mで優勝した[7]。
2015年に高崎健康福祉大学に進学。2018年平昌オリンピックの選考会では自己ベストを出すが4位となり選から漏れた[3]。しかし日本学生氷上競技選手権大会では大学2年次から3連覇を達成するなど[8]、着実に実力を伸ばす。
2018-19シーズンからISUワールドカップシリーズに参戦し、2018年11月23日の開幕第二戦(苫小牧市ハイランドスポーツセンター)で35秒45をマークして二戦目にしてワールドカップ初優勝を飾った[9]。世界スプリント選手権では初出場で銀メダルを獲得。2019年3月9日、ワールドカップ最終戦(アメリカ合衆国・ソルトレイクシティ)初日の男子500mで33秒83をマーク、その時点での世界新記録(新濱がレースを終えた直後にパヴェル・クリズニコフ【ロシア】が33秒61を出し、新濱の記録を更新)となる日本新記録(従来は加藤条治が持っていた34秒21)を樹立した[10]。翌日の最終日では男子500mで33秒79を出して日本記録を更新し、ワールドカップ通算3勝目を挙げてシーズンを締め括った[11]。
2022年に行われた2022年北京オリンピックでは、2月12日に行われた500mでスタート直後にバランスを崩し、20位という結果になった[12]。また、2月18日に行われた1000mでは1分10秒00で21位となった[13]。
2022年・2023年に行われた全日本選手権大会にて2年連続で500m 1位・1000m 1位、大会MVPも獲得している。
2023-24年 ISU ワールドカップスピードスケート競技会大会 男子1000m総合 3位となり、世界でも存在感を示した。
2024年5月18日に結婚を発表。相手は、カーリング選手の吉田夕梨花[14][15]。
記録
脚注
外部リンク