新曜社(しんようしゃ)は、東京都千代田区に本拠を置く日本の出版社。
社会学・心理学・哲学を中心に、その他のジャンルの書籍も幅広く出版。小熊英二の一連の著作を出し続け、『民主と愛国』のヒットにより、人文系で注目されるようになった。宮崎哲弥は、学術書における御三家(岩波書店・みすず書房など)に次ぐ御三卿(勁草書房など)の一つにあげている[1]。
2018年、第61回群像新人文学賞を受賞し第159回芥川龍之介賞候補となった北条裕子の『美しい顔』に対し、同社の出版した『3.11 慟哭の記録―71人が体感した大津波・原発・巨大地震』と類似する表現が10数カ所もあったとして「想像力だけでリアリティーに迫れるのか、被災当事者はどう受け止めるのか、など開かれた議論が求められる」と抗議した[2]。この件では新潮社も同様に抗議している[3]。
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