打楽器協奏曲(だがっききょうそうきょく)は、打楽器を独奏楽器とする協奏曲。通常は複数の打楽器を用いる曲を指し、単独の楽器を使用する場合はその楽器によりティンパニ協奏曲、マリンバ協奏曲のように呼ばれる。
主な作曲家と作品
ティンパニ協奏曲
マリンバ協奏曲
シロフォン協奏曲
紙恭輔と黛敏郎の協奏曲は、木琴奏者の平岡養一の委嘱によって書かれた。伊福部昭のマリンバ協奏曲「ラウダ・コンチェルタータ」も平岡の委嘱により木琴協奏曲として構想されたが、後にマリンバ協奏曲に改作された経緯を持つ。
- 紙恭輔 - 木琴と管絃楽のための協奏曲 (1944)
- 黛敏郎 - 木琴小協奏曲 (1965)
和太鼓協奏曲
- 石井真木 - 日本太鼓群とオーケストラのための「モノプリズム」
- 三枝成彰 - 太鼓協奏曲「太鼓について」