戦闘による死傷者(casualty)のうち戦死(killed in action, KIA)を含まず、外部の人物あるいは要因により負傷した者を指す。WIAという言葉は戦闘中に被った全ての外傷その他の損傷を含み、体を貫通したり穴があくなどの身体への侵入を伴うけがであろうとも、打撲傷のようなそれにあてはまらないものであろうともこれに含まれる。つまり、骨折、熱傷、爆発による脳震盪、生物兵器及び化学兵器による全ての被害、イオン化放射線への暴露による被害、その他の破壊兵器及び人物による被害は何でもこれに該当する[2]。
戦傷による死亡
戦傷による死亡(died of wounds received in action)とは、戦闘中に被った外傷その他の負傷により、医療設備で手当を受けたのちに死亡した戦闘死傷者のことを指す[2]。アメリカ軍においてはDOWという頭字語で表されるが、NATOではDWRIAという語で表される。