『愛護若』(あいごのわか)は、説経節の曲の一つ、またその主人公の名。
『愛護若』は『苅萱』『山椒太夫』『葛の葉』『梅若』とともに五説経の一つとして数えられることがある[1]。
解説
左大臣の二条蔵人清平の子、愛護若は、継母の雲井の前に邪恋を受けるが、愛護若はそれを拒んだため、雲井の前から盗人の汚名を着せられ、館を追放される。放浪先でも迫害にあい、比叡山東麓の霧生の滝で投身自殺をするが、その後疑いが晴れ、山王権現としてまつられる。
参考文献
脚注
- ^ Inc, NetAdvance Inc NetAdvance. “愛護若|日本架空伝承人名事典・世界大百科事典・国史大辞典|ジャパンナレッジ”. JapanKnowledge. 2021年9月25日閲覧。
外部リンク