府中市立府中第一小学校(ふちゅうしりつ ふちゅうだいいちしょうがっこう)は、東京都府中市に位置する市立小学校。校長は宮内和夫[1]。
概要
1873年(明治6年)創立。学制発布直後に設立された伝統校である。
学級数は30学級、ことばの教室は2学級、児童数は1000名程、都教職員32名と市職員2名の計34名である。
「武蔵府中郷土かるた」で読まれており、標識がある。
明治6年(1873年)に、育幼(屋敷分)、成蹊(本町)、至誠(新宿)、有隣(是政)、常久(常久)、弘道(人見)、知新(下染屋)、明倫(押立)、啓蒙(車返)の各学舎が開校、旧府中町立府中尋常高等小学校校舎は北多摩郡最大級の規模となった。
1979年(昭和54年)まで使用された。上から見るとカタカナの「コ」となる2階建ての木造瓦葺き校舎は長く使用され、新校舎落成に伴い旧校舎中央部分である玄関周辺が「府中市郷土の森博物館」へ移築復元され、展示されている。
校舎南に現在の国道20号が開通した際、生徒の往来安全の為に歩道橋が設置された。
通学区域
- 幸町一 - 三丁目 ※一部を除く
- 府中町一丁目
- 宮町一 - 三丁目 ※一部を除く
- 片町一丁目 ※一部を除く
- 宮西町一 - 三丁目
- 寿町
- 日鋼町
- 美好町一 - 二丁目 ※一部を除く
沿革
わかば鼓笛隊
全日本鼓笛バンド連盟府中一小わかば鼓笛隊。1964年(昭和39年)東京オリンピックの年から続く長い伝統を持つ当校生徒による鼓笛隊である。芸術だけではなく心を磨く活動となっている。東京都より表彰を受けている。府中市桜まつりにおいて桜まつりパレードを行う。秋の交通安全パレード、青少対四地区音楽会で演奏を行う他、各種イベントにおいても披露している。
ギャラリー
脚注
外部リンク