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この項目では、お笑い芸人の幹てつやについて説明しています。同じ読みの俳優については「三木哲也」をご覧ください。 |
幹 てつや(みき てつや、1967年7月5日 - )は、日本の芸人である。本名:佐川 顕一朗(さがわ けんいちろう)。
大阪府豊中市出身。吉本興業東京本社所属。大阪体育大学卒業。
人物
「キー坊」という名前のショルダーキーボードを手に「♪ミ〜キ ミキ ミ〜キ ミキテツヤ」と自分の名前を歌いながら連呼し、歌いながらネタを繰り出すことが多い(自身は「キー坊」を相方とみなしている)。師匠は落語家の六代桂文枝。ディズニーのファンであり、名前の由来はミッキーマウスに引っ掛けたのが由来。
キーボードネタでボキャブラ天国のキャブラーとして有名になったが、ランクはほぼ毎回下位であった。上位にランクされた時には思わず感涙した事もあった。
「歌う理科のお兄さん」としてサイエンスショーで全国を回ったり、役者としても活動。またキングオブコントの司会や、お笑いの講師などもこなす。
矢沢永吉の熱狂的なファンでもあり、現在は矢沢永吉のモノマネを中心に、妻でもある浜崎あゆみのモノマネ芸人・あゆと漫才コンビ『かりすま〜ず』で活動中。また即興コント『よしもとセカンドシティ』のメンバーとして本場シカゴのSecond Cityの舞台にも日本人初として立っている。
アルバイト時代から飲食店を任されていたが、コロナ禍に突入し、2021年4月に閉店。2016年に出演した『鴨川食堂』にて俳優の萩原健一から、『芸人さんは独特の間を培っていて、それが役者に生かされる。それが武器になるから、君は役者を続けた方がいいよ』とアドバイスされ、また桂からの優しい励ましの言葉も頼りに、以前から志していた本格的な俳優活動をする決心を固める。同年から、舞台やミュージカルに出演している[1]。
略歴
- 高校時代 - バレーボールで大阪府優秀選手賞。
- 1988年 - 日本たばこ女子バレー部アシスタントコーチを数ヶ月間務める。
- 1988年11月 - 桂三枝(後の六代桂文枝)に入門。
- 1990年 - 漫才コンビ「新選組」結成。
- 1989年4月 - 1992年3月 - 高等学校でバレーボールを指導。
- 1993年4月 - ピン芸人「幹てつや」として活動開始。
- 1996年 - アトランタオリンピック女子バレーボールチーム壮行試合エキシビジョンマッチ出場、ビーチバレー「ぴあカップ大会」出場。
- 1997年 - 1999年 - 『ボキャブラ天国』シリーズにキャブラーとしてレギュラー出演。
- 2007年 - 『くりぃむナントカ』の芸能界ビンカン選手権において、8年ぶりのバラエティ出演。
- 2008年 - 『ボキャブラ天国復活祭』で約10年ぶりにネタ披露する。
- 2012年 - 主に浜崎あゆみのモノマネをする女性芸人・あゆとのコンビ『かりすま〜ず』を結成して活動。
- 2014年12月8日 - あゆと入籍。
- 2015年5月- シカゴにある即興コントの本場 「Second Sity」でインプロを学び、日本人初として「Second Sity」の舞台に立つ。
- 2016年 - NHK BSプレミアム『鴨川食堂』全8話に連ドラ レギュラー出演。萩原健一、岩下志麻らと共演。
- 2016年10月19日 - あゆが妊娠7ヵ月であることを公表[2]。
- 2017年1月27日 - 第一子となる男児の誕生を発表した[3]。
- 2017年2月 - 芸名を「ミッキーボード」に改名した事をテレビ番組にて報告する[4]が、半年ほどで自分で言うのが恥ずかしくなり「幹てつや」に戻す。
- 2020年 - 第二子が誕生。
出演番組
かりすま〜ずとしての出演はかりすま〜ず#出演を参照。
テレビ
テレビドラマ
ラジオ
インターネット番組
舞台
- 吉本新喜劇(1993年 - 1997年)
- 元禄夢一座(2004年)
- 名古屋御園座(2006年)
- リスプロデュース公演「ギャグの穴〜2008〜」
- 吉本百年物語 笑う門には、大大阪(2012年7月)
- ブイラボミュージカル 「The 百人一首 shoW_2021夏」(2021年8月)
CM
テレビアニメ
映画
ディスコグラフィー
シングル
- ミキミキミ〜キ幹てつや(キラキラレコード)
- 明日はきっと(キラキラレコード、1998年12月2日)
*夫婦坂~Sadame~
アルバム
- サイエンス・ゴーゴー(キングレコード、2003年9月26日)
脚注
関連項目
外部リンク