常田 正(ときだ つかさ、1893年(明治26年)1月10日 - 没年不明)は、大正から昭和時代前期の台湾総督府官僚。
経歴・人物
長野県北佐久郡に生まれる。1914年(大正3年)3月、長野県立小県蚕業学校を卒業し、小学校の教員を経て、長野県南佐久郡立農学校助教諭となる。
のち渡台し、1918年(大正7年)5月、台北庁農会技手を拝命。ついで台北州技手兼海山郡勤務、蘇澳郡庶務課長、羅東郡庶務課長、台北市文書課長を経て、1940年(昭和15年)10月、地方理事官に進み、花蓮港市助役となり、1942年(昭和17年)8月、高雄州旗山郡守に就任した[3]。
脚注
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和17年』、706頁。
参考文献