常林寺(じょうりんじ)は、東京都港区にある曹洞宗の寺院。新庄藩主戸沢家と結城藩主水野家の江戸に於ける菩提寺であった。
歴史
1599年(慶長4年)、水野忠重の開基である。元々は、現在の東京都中央区八丁堀に位置していたが、1635年(寛永12年)に現在地に移転した。江戸時代は寺運興隆していたが、幕末・明治初期に一時衰微している[1]
境内には、新庄藩士で和算家の安島直円や、旗本で儒者の伊庭春貞の墓がある[2]。
文化財
- 安島直円墓(東京都指定旧跡 昭和30年3月28日指定)[3]
交通アクセス
脚注
- ^ 東京市芝区 編『芝区誌』東京市芝区、1938年、1423p
- ^ 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年、225p
- ^ 安島直円墓東京都
参考文献
- 東京市芝区 編『芝区誌』東京市芝区、1938年
- 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年
関連項目