ウィキメディア・コモンズには、
川和町駅に関連するカテゴリがあります。
川和町駅(かわわちょうえき)は、神奈川県横浜市都筑区川和町にある、横浜市営地下鉄グリーンライン(4号線)の駅である。駅番号はG02。
地上駅で、グリーンラインの車両基地である川和車両基地への入・出庫線が設置されている。
ステーションカラーは鶴見川沿いの伸びやかな地勢と、駅が高架駅であることから、空をイメージしてあお(露草色) [3]。
概要
都筑区の南西部に位置し、田畑が多く残る地域で、駅舎は横浜市道中山北山田線(区役所通り)に挟まれている。線路は中山駅方面へ急勾配で下っており、また川和車両基地にも日吉駅方向から中山駅方面に向かって分岐している。
駅のデザインテーマは「なごみのひろば」で、グリーンラインで唯一の高架駅という特性から、空や光などの四季折々の自然を感じられる駅を目指し、里山の風景や壁面緑化の植栽で、人々が親しみやすい場所が創造されている[4]。
歴史
駅名の由来
地名から採られた。「川和」の由来は川和町の項を参照のこと。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する高架駅。ホームに並んで留置線が2本あり、留置線には乗務員用の簡易ホームが設置されている。この乗務員用ホームが1・2番線になっているため、旅客用ホームの番号は3・4番線になっている。
配線の関係上、中山側から直接車両基地へは入線できないため、日吉側には折り返し可能な留置線が1本、そして車両基地から中山方面への出庫用にも1本設けられている。なお、開業以来当駅発着列車は設定されていなかったが、2014年(平成26年)3月29日のダイヤ改正で、中山方面行の初発と2番目の列車が当駅始発となった[6]。
のりば
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は8,868人(乗車人員:4,487人、降車人員:4,381人)である。同線の中では一番少ない。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
年度別1日平均乗降・乗車人員
年度
|
1日平均 乗降人員[8]
|
1日平均 乗車人員[9]
|
出典
|
2007年(平成19年)
|
|
[10]7,541
|
[* 1]
|
2008年(平成20年)
|
4,360
|
2,242
|
[* 2]
|
2009年(平成21年)
|
5,384
|
2,765
|
[* 3]
|
2010年(平成22年)
|
6,767
|
3,087
|
[* 4]
|
2011年(平成23年)
|
6,391
|
3,256
|
[* 5]
|
2012年(平成24年)
|
6,794
|
3,460
|
[* 6]
|
2013年(平成25年)
|
7,208
|
3,668
|
[* 7]
|
2014年(平成26年)
|
7,538
|
3,831
|
[* 8]
|
2015年(平成27年)
|
8,092
|
4,111
|
[* 9]
|
2016年(平成28年)
|
8,286
|
4,217
|
[* 10]
|
2017年(平成29年)
|
8,347
|
4,251
|
[* 11]
|
2018年(平成30年)
|
8,510
|
4,333
|
[* 12]
|
2019年(令和元年)
|
8,480
|
4,320
|
[* 13]
|
2020年(令和02年)
|
6,334
|
3,231
|
|
2021年(令和03年)
|
7,081
|
3,602
|
|
2022年(令和04年)
|
7,970
|
4,046
|
|
2023年(令和05年)
|
8,868
|
4,487
|
駅周辺
主に住宅地であるが、鶴見川(谷本川)沿いは工業地域であり、中小工場が立ち並んでいる。
バス路線
最寄りのバス停は、市道中山北山田線沿いの「川和町駅」と県道横浜上麻生線沿いの「川和公会堂前」および「瑞雲寺前」となる。
下記の路線が乗り入れ、横浜市営バス・東急バスにより運行されている。なお、「瑞雲寺前」バス停から市が尾駅方面には「川和町」バス停もあるが、当駅の最寄りではない。
- 川和町駅
- <南61> 中山駅北口行(青砥団地経由)【東急】 ※土休日1本のみ
- 川和公会堂前・瑞雲寺前
- 北方向のりば
- 南方向のりば
- <73> 中山駅(南口)行(貝の坂経由)【横浜市営】
- <市43> 中山駅北口行(貝の坂経由)【東急】
- <市03> 新横浜駅行(貝の坂・小机駅経由)・貝の坂行【東急】
隣の駅
- 横浜市営地下鉄
- グリーンライン(4号線)
- 中山駅 (G01) - 川和町駅 (G02) - 都筑ふれあいの丘駅 (G03)
脚注
出典
- 神奈川県県勢要覧
関連項目
外部リンク