嶺雲寺(れいうんじ)は、東京都品川区に曹洞宗の寺院。
概要
1604年(慶長9年)、吉田半左衛門重房の開基である[注釈 1]。半左衛門は越前国(現・福井県)出身の元武士であったが、商人に転身して、ひと財産を築いて当寺を創建したという[2]。
門を入って左側に開基の吉田半左衛門重房の墓がある。創建の経緯を記した墓碑もあり、これは半左衛門の子孫が1734年(享保19年)に建てたものである[2]。
交通アクセス
脚注
注釈
- ^ 『新編武蔵風土記稿』では吉田半左衛門重房(萬冶3年/1660年死去)は中興開基、慶長9年は厳育和尚による開山の年である。
出典
- ^ a b 平野栄次 著『品川区史跡散歩 (東京史跡ガイド9)』学生社、1993年、133p
参考文献