山口 葵良梨(やまぐち きらり、2001年8月11日 - )は、福岡県出身の、日本の女子柔道選手。階級は63kg級。身長164cm。組み手は右組み。血液型はO型。得意技は内股[1]。
経歴
柔道は5歳の時に柳川柔道会で始めた[1]。大牟田中学3年の時に全国中学校柔道大会の57kg級で5位となった[1]。大牟田高校に進むと、1年の時に全国高校選手権63㎏級で3位となった[2]。2年の時にはインターハイで5位だったものの、全国高校選手権では再び3位になった[2][3]。3年の時にはインターハイとエクサンプロヴァンスジュニア国際大会で優勝を果たした[1][3]。
2020年に国士館大学へ進学すると、2年の時には全日本ジュニアで優勝した[4]。さらには、ヨーロッパオープン・ワルシャワでシニアの国際大会初優勝を飾った[5][6]。3年の時には講道館杯で3位になった[7]。4年の時には体重別の準決勝でJR東日本の土井雅子に反則負けして3位だった[8]。優勝大会では2位だった[9]。ワールドユニバーシティゲームズでは優勝した[10][11][12]。また、団体戦でも優勝した[13][14]。学生体重別では決勝で環太平洋大学2年の石岡来望に反則勝ちして優勝した[15][16]。講道館杯では決勝で福岡県警の青野南美を技ありで破って、シニアの全国大会初優勝を飾った[17]。グランドスラム・東京では準々決勝でオランダのジョアンネ・ファンリースハウトに反則勝ち、準決勝では明治国際医療大学2年の髙木水月を合技で破るも、決勝ではコマツの高市未来に足三角で敗れて2位だった[18][19]。グランドスラム・パリでは準決勝でクロアチアのカタリナ・クリストに合技で敗れると、3位決定戦でもモンゴルのボルド・ガンハイチに反則負けして5位だった[20]。
2024年4月からはパーク24の所属となった。体重別では初戦で青野に技ありで敗れた[21]。続くアジア選手権では決勝でボルドに反則勝ちして優勝した[22]。6月の実業団体2部では優勝した[23][24]。9月のグランプリ・ザグレブでは決勝でフランスのマノン・ドゥクテルを合わせ技で破って、IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[25][26]。10月の実業個人選手権でも優勝した[27]。
11月の講道館杯では5位だった[28]。
IJF世界ランキングは100ポイント獲得で99位(24/12/9現在)[29]。
戦績
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
外部リンク
- 山口葵良梨 - JudoInside.com のプロフィール(英語)