山口 宗之(やまぐち むねゆき、1928年〈昭和3年〉8月5日 - 2012年〈平成24年〉3月21日)は、日本の歴史学者。従四位瑞宝中綬章。学位は文学博士(九州大学・1980年・論文博士)。九州大学名誉教授。専門は幕末政治思想史。陸海軍将校に関する著書もある。
経歴
佐賀県藤津郡多良村(現・太良町大字多良)生まれ。1935年(昭和10年)、村立多良尋常小学校入学。1941年(昭和16年)、佐賀県立鹿島中学校(現・佐賀県立鹿島高等学校)入学。1945年(昭和20年)3月、佐賀県立鹿島中学校卒業(4年繰上げ)。同年4月、第七高等学校造士館文科一類(のち文科乙類となる)入学。1948年(昭和23年)3月、第七高等学校造士館文科乙類卒業。
同年4月、九州大学法文学部国史学科(翌年4月、九州大学文学部国史学科となる)入学。1951年(昭和26年)3月、九州大学文学部国史学科卒業。卒業論文は「橋本左内の思想に就いて」。
1964年(昭和39年)4月、久留米工業高等専門学校助教授。1969年(昭和44年)4月、九州大学教養部助教授。1973年10月教授。1980年「幕末政治思想史研究」で文学博士(九州大学)。1990年定年退官、名誉教授、同年、皇學館大学教授。1992年久留米工業大学教授。
2012年死去。83歳没。
著書
- 校注
参考文献
外部リンク