山中美和子

山中 美和子 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム やまなか みわこ
ラテン文字 Miwako Yamanaka
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
所属 香芝市立香芝中学校
奈良県立添上高等学校
筑波大学
ダイハツ
大学 筑波大学・同大学院[1]
生年月日 (1978-05-24) 1978年5月24日(46歳)[1]
出身地 奈良県香芝市
5000m 15分20秒58 (2002年)
10000m 31分32秒10 (2003年)
ハーフマラソン 1時間08分54秒 (2001年)
獲得メダル
陸上競技
夏季ユニバーシアード
1997 シチリア 10000m
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山中 美和子(やまなか みわこ、1978年5月24日 - )は、日本の元陸上競技選手。専門は長距離走。現ダイハツ女子陸上部監督。

経歴

奈良県香芝市出身。香芝市立香芝中学校から奈良県立添上高等学校筑波大学を経てダイハツで選手生活を送る。

添上高校時代は、全国高校女子駅伝に1年時の1994年第6回大会から3年間エース区間の1区を走った。2学年上のエスタ・ワンジロ(仙台育英 [2])や千葉真子(宇治)、1学年上で3年時に1区だった川島亜希子(須磨学園)、同学年で2・3年時に出場しいずれも1区区間賞だったアン・ワムチ(仙台育英)、3年時に1区だった秦由華(市立船橋)、2・3年時に出場しいずれも1区14位・3位だった渋井陽子(那須拓陽)らを相手に3位(19:59)・3位(19:51)・2位(19:19)と快走した[3]。また、都道府県対抗女子駅伝(全国女子駅伝)には、中学時代から出場して何度か区間賞を獲得した。2020年に廣中璃梨佳に破られるまで長く1区の区間記録保持者(ダイハツ時代の2003年第21回大会)だった[4]
なお、同じコースを使う全国女子駅伝と全国高校女子駅伝の1区6㎞で19分を切る18分台の記録はわずか3名(山中美和子、新谷仁美2回、廣中璃梨佳)で計4回しかない。

筑波大学時代の1999年第17回全日本大学女子駅伝にチームが初優勝し、1区を走ったが区間賞は赤羽有紀子(城西大)にさらわれた。筑波大卒業後の2001年4月、ダイハツ入社。

現役引退後はダイハツでコーチを務め[1]、2019年10月より監督に就任した[5]

また、2017年、第65回兵庫リレーカーニバルでは、日本陸連女子長距離マラソン部コーディネーター/ダイハツのコーチとして、サンテレビでの解説を務めている[6]

主な記録

大会 種目 順位 備考
1992年 都道府県対抗女子駅伝 3区 区間賞[4] 奈良県12位
1993年 都道府県対抗女子駅伝 3区 区間賞[4] 奈良県22位
1994年 都道府県対抗女子駅伝 3区 区間賞[4] 奈良県15位
1996年 世界ジュニア選手権 3,000m 7位
1997年 夏季ユニバーシアード 10,000m 3位
2001年 神戸全日本女子ハーフマラソン ハーフマラソン 優勝[7]
2002年 都道府県対抗女子駅伝 1区 区間賞[4] 奈良県37位
福岡国際クロスカントリー シニア 優勝
世界クロスカントリー選手権 シニア 4位 日本チーム4位
織田記念国際陸上 5000m 優勝[1]
水戸国際陸上 10000m 優勝[1]
日本陸上選手権 10000m 3位
2003年 都道府県対抗女子駅伝 1区 区間記録[4] 奈良県37位
2005年 都道府県対抗女子駅伝 1区 区間2位 大阪府6位[8]
千葉クロスカントリー大会 女子6,000m 優勝

脚注

  1. ^ a b c d e プロフィール”. ダイハツ陸上部. 2018年1月5日閲覧。
  2. ^ のち2000年シドニー五輪マラソンではケニア代表で出場し、優勝した高橋尚子と3:03秒差の2:26:17をマークし4着でゴールした。
  3. ^ 全国高校女子駅伝女子大会全記録 毎日新聞社
  4. ^ a b c d e f 歴代各区間優勝者”. 皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会事務局. 2017年12月30日閲覧。
  5. ^ ダイハツ陸上競技部 新体制に関するお知らせ』(HTML)(プレスリリース)ダイハツ、2019年10月16日https://www.daihatsu-trackandfield.jp/news/2019/10/000542/2020年1月13日閲覧 
  6. ^ 第65回_兵庫リレーカーニバル 2017年4月 サンテレビ
  7. ^ チーム紹介”. ダイハツ陸上競技部. 2018年1月2日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ 第23回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会 ◆◆速報(1)”. 京都新聞. 2018年1月11日閲覧。[リンク切れ]

外部リンク