小樽市指定歴史的建造物(おたるししていれきしてきけんぞうぶつ)とは、都市景観の保全を図るために1992年に制定された「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例」によって指定した建造物。建築の歴史上貴重であるものや地域の歴史的背景から重要であるものを考慮して選択し、保全すべきものをまず「小樽市登録歴史的建造物」として登録し、その中から所有者の同意を得て指定したものである。
前身として1983年に「小樽市歴史的建造物及び景観地区保全条例」が制定され、31棟が「歴史的建造物」として指定された。上記1992年の条例はこれを発展的に解消したものである。
2021年10月27日現在、計79件の建造物が指定されている。括弧内は現在の名称。