小林 祥子(こばやし さちこ、 - )は、TBSテレビ情報制作局所属のプロデューサー。
略歴・人物
大阪府池田市出身。大阪教育大学教育学部附属池田小学校・附属池田中学校卒業[1]。お茶の水女子大学文教育学部地理学科卒業[2]。東京大学社会情報研究所(旧・新聞研究所、現・情報学環教育部)修了[3]。
1999年(平成11年)TBS(現:東京放送ホールディングス)に入社後、報道局取材部に配属され報道カメラマンとなる。その後、報道局国際部や報道情報局に所属して報道番組を制作。メディアリテラシー教育プロジェクト「出前授業」を立ち上げ、総務局CSR推進部へ。『余命一ヶ月の花嫁』にてピンクリボン運動、ECO活動などに従事。情報番組のディレクター、プロデューサーを経て、現職。
音声AI文字起こしアプリ「もじこ」[4]開発で経済産業大臣賞など5冠
また、開発リーダーとして、テレビ・ラジオ業界で大きな負担となっている「文字起こし(テープ起こし、音声反訳)業務」を人工知能(AI)に肩代わりさせるWebアプリ「もじこ」を開発[5]。音声認識AI技術で自動テキスト化し、変換後のテキストの誤りを即座に人の手で修正できるユニークなテキストエディタ機能があり、世界125以上の地域の言語に対応している[6]。
従来、手間のかかる作業を大幅に軽減化でき、番組スタッフの「働き方改革」に貢献。インターネット環境があれば、誰でもパソコン1台で簡単に業務出来るため、TBS・JNN系列20社で導入されている。
また「もじこ」は、吉積情報株式会社より広く一般向けにサービス提供されている。
この「もじこ」で2019年(令和元年)度に日本民間放送連盟賞[7]と映像情報メディア学会の第47回「技術振興賞」[8]、MPTE AWARDS 2020(日本映画テレビ技術協会)第73回技術開発賞、2020年度(第38回)IT賞(マネジメント領域)[9]、経済産業大臣賞(日本映画テレビ技術大賞)[10]の5つの賞を受賞した。
なお、「もじこ」は2020年8月20日から一般向けにサービスを吉積情報株式会社より開始。[11]。
現在の担当番組
過去の担当番組
脚注
外部リンク