小杉 英了(こすぎ えいりょう、1956年12月19日 - )は、日本の翻訳家・評論家・小説家。北海道旭川市生まれの関西育ち。関西学院大学仏文科卒。東京都在住。
ロック・ミュージックとグノーシス派の洗礼から霊学を志し、ルドルフ・シュタイナーの認識論を通って三島由紀夫の文化論に到る。オイリュトミー舞台公演の脚本として『謡曲・鬼阿闍梨』(京都・金剛能楽堂 1991)、『外典・緑の蛇と百合姫の物語』(新宿・朝日生命ホール 1992)がある。2012年、小説『先導者』(受賞時タイトルは『御役』)で日本ホラー小説大賞受賞[2]。
作品
訳書
- レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在 地上の楽園を求めて』(1993年11月 角川選書) - 共訳:高橋巌
- ゲオルグ・フォイアスティン『聖なる狂気 グルの現象学』(1999年6月 春秋社)
評論
- 三島由紀夫論 命の形(1997年9月 三一書房)
- シュタイナー入門(2000年11月 ちくま新書)
小説
- 先導者(2012年11月 角川書店 / 2014年10月 角川ホラー文庫)
- ターミナル・デイ(2013年10月 角川書店)
- 赤い呪縛(2015年7月 KADOKAWA)
出典
関連項目