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小杉町(こすぎまち)は、かつて富山県射水郡に属していた町である。
江戸時代には加賀藩の宿駅である小杉新町として栄えた。富山市と高岡市の間に位置しており、近年は両市のベッドタウンとして宅地開発が活発である。
地理
射水市として合併した5市町村(新湊市、射水郡の全町村)の中で、小杉町のみが山岳を有していた[1]。面積は5市町村で最も大きかった。
隣接している自治体
歴史
明治の町村制施行時に町制施行したばかりの町のなかでは、小杉町の面積は大きい部類に入る。これはかつての小杉新町が農村地域である三ヶ(さんが)と戸破(ひばり)をつなぐ形で発足して、農村部としての機能を維持しながら、市街地を形成してきたことと関係するといわれる。
沿革
災害
行政
歴代町長
市町村合併
射水市への合併の際は、町を二分する騒動となった。小杉町は、2002年8月に行われた住民アンケートを根拠に新湊市を除く射水郡3町1村での合併を主張していた。2003年2月16日の住民投票では新湊市を含めた5市町村合併派が優勢であったが、町議会の意向をうける形で射水郡3町1村合併の方針を維持し、2004年3月9日の議会で射水地区広域圏合併協議会からの離脱を決定した。5市町村合併派住民から土井由三町長をリコールしようとする動きが見られたため、それを回避する目的で2004年8月29日に住民投票が行われ、新湊市を含む5市町村の合併賛成の票が多数となった。それを受けて小杉町は合併協議会に再加入し、当初予定の2005年3月31日より遅れて同年11月1日に5市町村で射水市として合併した。
教育
小学校
中学校
高等学校
大学・短期大学
その他の学校
- 放送大学富山学習センター
- 富山情報ビジネス専門学校
姉妹都市・提携都市
国内
海外
交通
鉄道路線
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
関連人物
出身人物
名誉町民
- 片口安太郎(1959年11月9日議決)
- 滝田実(1995年9月26日議決)
- 郷倉和子(2002年9月19日議決)
脚注
- ^ 頂上の有無を基準とした場合
- ^ 『小杉町史 通史編』(1997年3月31日、小杉町役場発行)853頁。
- ^ 「北陸三県に豪雨禍」『朝日新聞』昭和23年7月26日.2面
- ^ 『映画年鑑 1960年版 別冊 映画便覧 1960』時事通信社、1960年。1960年の映画館(北陸・甲信越地方)「消えた映画館の記憶」を参照した。
参考文献
関連項目
外部リンク