小千谷市総合産業会館サンプラザ(おぢやしそうごうさんぎょうかいかんサンプラザ)は、新潟県小千谷市城内一丁目にある、一般財団法人小千谷市産業開発センターが運営する施設。財団法人小千谷市産業センターが運営するものは他に、当会館と駐車場を挟んで向かい側にある小千谷市錦鯉の里、同市上ノ山にある小千谷市民学習センター「楽集館」がある。
概要
小千谷縮や小千谷紬、長岡仏壇(小千谷仏壇)などの伝統工芸品やその他地場産品の展示を主な目的とし、伝統工芸産業会館と産業開発センターから成る地上3階建ての施設として1983年(昭和58年)7月にオープンした[1]。1999年(平成11年)には小千谷縮の生地を使った洋服の産地ブランド「フリーフロム」の専門店が2階にオープン[2]。2001年(平成13年)にはリニューアルし、1階に実演コーナー「織の座」が新設されたほか、2階の「匠の座」は壁や小部屋が撤去され「フリーフロム」の専門店と一体的になった[3]。
施設
- 1階
- 小千谷そば角屋(飲食店)
- 和風レストラン里(飲食店)
- ラーメンくいしんぼ(飲食店)
- 織之座(重要無形文化財小千谷縮の展示、機織りの体験)
- 小千谷織物同業協同組合事務所
- 会議室
- 小会議室
- 2階
- 会席・喫茶天神囃子フォンティーヌ(飲食店)
- 物産・お土産販売コーナー
- 匠の座(和装織物、和装小物、小千谷縮・紬の素材を生かした現代ファッションなどの販売)
- 事務室
- 3階
- 大ホール(476m2)
- 多目的ホール
- 和室(24畳)
- 2階のホールには、四尺玉などの実物模型が展示されている。
- 当会館の脇の道が坂になっているため、駐車場側の入口は一階にあるが、サンプラザ前バス停側の入口は2階にある。
アクセス
脚注
- ^ a b “小千谷市、総合産業会館を完成-ちぢみ・つむぎなど展示”. 日本経済新聞. (1983年6月9日). p. 3 地方経済面 長野
- ^ “小千谷織物同業協組、「小千谷縮」の洋服店開設―紳士物扱い市内に”. 日本経済新聞. (1999年4月16日). p. 22 地方経済面 新潟
- ^ “新潟・小千谷、織物作りの技実演、伝統産業会館リニューアル”. 日経MJ. (2001年4月19日). p. 13
関連項目
外部リンク