小倉 紀蔵(おぐら きぞう、本名:小倉 雅紀(おぐら まさのり)1959年(昭和34年)5月14日[1] - )は、日本の韓国学者、哲学者。京都大学教授。専門は韓国哲学、韓国文化社会論、東アジア比較思想など。紀藏と表記されることもある。
略歴
1959年(昭和34年)東京都生まれ。1983年(昭和58年)、東京大学文学部ドイツ文学科卒業後、電通に入社しコピーライターになる。1988年(昭和63年)に電通を退職。ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻修士課程に進学、ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻修士課程修了、修士号取得。1995年(平成7年)ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得。1996年(平成8年)東海大学外国語教育センター講師/助教授(1996年4月 - 2006年3月)、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授/准教授(2006年4月 - 2012年3月)を経て、2012年(平成24年)4月同教授。NHK教育テレビジョンハングル講座講師、日韓友情年2005実行委員等を歴任。
- 1978年(昭和53年)4月 - 東京大学教養学部文科三類入学
- 1983年(昭和58年)
- 3月 - 東京大学文学部ドイツ文学科卒業
- 4月 - 株式会社電通入社
- 1988年(昭和63年)
- 2月 - 株式会社電通退社
- 3月 - ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻修士課程入学
- 1995年(平成7年)8月 - ソウル大学校哲学科博士課程単位取得(東洋哲学専攻)
- 1996年(平成8年)4月 - 東海大学外国語教育センター専任講師
- 1999年(平成11年)4月 - 東海大学外国語教育センター助教授
- 2006年(平成18年)4月 - 京都大学大学院人間・環境学研究科助教授
- 2007年(平成19年)4月 - 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
- 2012年(平成24年)4月 - 京都大学大学院人間・環境学研究科教授(現職)
著作
単著
共著
編著
翻訳
監修
テレビ
ラジオ
家族
父の小倉貞男[2](1933年 - 2014年)はジャーナリスト・東南アジア研究者。慶應義塾大学卒業後、1966年から1969年まで読売新聞サイゴン特派員としてベトナム戦争報道に関わり、同紙編集委員になったのち読売を退社。その後はベトナム・インドシナ研究者として都留文科大学教授を経て中部大学教授となった。主著として『朱印船時代の日本人』(中公新書、1989年)、『ドキュメント ヴェトナム戦争全史』(岩波書店、1992年、2005年に岩波現代文庫から再刊)、『物語 ヴェトナムの歴史;一億人国家のダイナミズム』(中公新書、1997年)など[3]。
脚注
関連項目
外部リンク