専行寺(せんぎょうじ)は、東京都新宿区にある真宗大谷派の寺院。
歴史
『牛込区史』によれば、1646年(正保3年)、了察によって開山されたという[1]。一方、当寺公式サイトによれば、1620年(元和6年)、了察によって開山されたとしている[2]。
元々は、現在の東京都千代田区二番町に位置していたが、1718年(享保3年)に現在地に移転した[2]。
「最後の文人画家」と評された松林桂月が、野口幽谷の門下生だった頃、当寺に一時期寄寓していた。松林桂月の貧窮ぶりを見かねて、当寺の住職が部屋を提供したものである。そのため、青年期の桂月の作品が残されている[2]。
交通アクセス
脚注
参考文献
- 東京市牛込区 編『牛込区史』東京市牛込区、1930年
関連項目
外部リンク