富士宮中継局

富士宮中継局（ふじのみやちゅうけいきょく）は、静岡県富士市および富士宮市に置かれているテレビとラジオ放送の中継局。

所在地

  • 富士宮テレビ中継局：富士市大淵[1][2]
  • K-MIX富士・富士宮中継局：富士市中之郷
  • 芝川テレビ・FM中継局：富士宮市羽鮒（羽鮒山）
  • SBS富士宮ラジオ中継局：富士宮市外神[3]
  • SBS富士・富士宮FM中継局：富士市中之郷（K-MIX富士・富士宮中継局と同じ）

富士宮テレビ中継局

デジタルテレビ中継局

リモコン
番号		 放送局名 チャンネル
番号		 空中線
電力		 実効輻射電力 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数		 運用開始日
1 NHK静岡
総合		 24 10W 39W 水平偏波 静岡県 約43,000世帯 2006年9月15日[1]
2 NHK静岡
教育		 14 全国
4 SDT
静岡第一テレビ		 25 42W 静岡県
5 SATV
静岡朝日テレビ		 23
6 SBS
静岡放送		 21
8 SUT
テレビ静岡		 22

放送エリア

  • 富士宮市、富士市、富士川町（現・富士市）及び静岡市清水区の各一部[4][5]

歴史

アナログテレビ放送

チャンネル
番号		 放送局名 空中線
電力		 実効輻射電力 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数		 運用開始日 放送終了日
27 SDT
静岡第一テレビ		 映像100W/
音声25W		 映像380W/
音声96W		 水平偏波 静岡県 約-世帯 1979年6月30日[6] 2011年7月24日
29 SATV
静岡朝日テレビ		 映像390W/
音声97W		 1978年9月22日[7]
39 SUT
テレビ静岡		 1969年12月5日[8]
6 → 41[注 1] SBS
静岡放送		 1960年9月21日[9]
4 → 52[注 2] NHK静岡
総合		 映像360W/
音声91W		 1960年6月20日[11]
8 → 54[注 2] NHK静岡
教育		 全国 1962年3月3日[12]
  • NHKの開局時の中継局名は「吉原中継局」[11][12]。
  • 全局2011年7月24日の正午をもって放送終了。

K-MIX富士富士宮中継局

送信設備

周波数
（MHz）		 放送局名 空中線
電力		 実効輻射電力 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数		 運用開始日
85.8 K-MIX
静岡エフエム放送		 100W 193W[13] 水平偏波 静岡県 約170,345世帯 2020年1月27日[14]
  • 富士市大渕にあった中継局を廃止し、新たに富士市中之郷に開設された[15]。

芝川テレビ・FM中継局

アナログテレビ放送

チャンネル
番号		 放送局名 空中線
電力		 実効輻射電力 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数		 運用開始日 放送終了日
1 NHK静岡
総合		 映像3W/
音声-W		 映像-W/
音声-W		 垂直偏波 静岡県 約-世帯 1966年7月2日[16] 2011年7月24日
3 NHK静岡
教育		 全国
12 SBS
静岡放送		 静岡県 1966年7月1日[9]
  • 全局2011年7月24日の正午をもって放送終了。
  • なお、デジタル放送は富士宮局、白糸局、静岡親局によってカバーされている[17][18]。

FMラジオ放送

周波数
（MHz）		 中継局名 放送局名 空中線
電力		 実効輻射電力 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数		 運用開始日
84.9 芝川 NHK静岡
FM		 10W 10W 水平偏波 静岡県 約35,000世帯 1969年3月1日[19]
（1968年2月25日[20]）[注 3]
88.2 富士宮 NHK静岡
第1		 30W[21] 30W[21] 約117,206世帯 2020年2月10日[22]
  • K-MIXは、2004年4月4日をもって富士市大淵に移転し、空中線電力を10Wから100Wに増力したが、前述のとおり2020年1月27日に富士市中之郷に再移転された。

SBS富士宮ラジオ中継局

送信設備

周波数
（kHz）		 放送局名 空中線
電力		 放送対象地域 放送区域
内世帯数		 運用開始日
1557 SBS
静岡放送		 100W 静岡県 約-世帯 -

SBS富士富士宮FM中継局

周波数
（MHz）		 放送局名 空中線
電力		 実効輻射電力 放送対象地域 放送区域
内世帯数		 運用開始日
94.7[23] SBS
静岡放送		 20W[23] 55W[23] 静岡県 81,853世帯[24] 2023年3月13日[25]

放送エリア

  • 富士市、富士宮市、静岡市清水区の一部。

脚注

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注釈

  1. ^ 1974年3月31日に変更[9]。
  2. ^ a b 1974年3月に変更[10]。
  3. ^ 括弧内は実用化試験局としての運用開始日。

出典

  1. ^ a b c 東海地区の開局状況（静岡県）（総務省東海総合通信局）
  2. ^ 2万5千分の1地形図「入山瀬」（国土地理院）
  3. ^ 2万5千分の1地形図「上井手」（国土地理院）
  4. ^ a b 地上デジタルテレビジョン放送局（富士宮中継局）の予備免許（報道資料2006年7月26日）（総務省東海総合通信局）
  5. ^ a b 地上デジタルテレビジョン放送局（富士宮中継局）の免許（報道資料2006年9月14日）（総務省東海総合通信局）
  6. ^ 静岡第一テレビ社史編纂室 編纂『静岡第一テレビ十年史』静岡第一テレビ、1991年、279頁。 
  7. ^ 二十年史編集事務局 編『明日へ翔ぶ：静岡朝日テレビ二十年史』静岡朝日テレビ、1998年、328頁。 
  8. ^ テレビ静岡社史編纂委員会／編『テレビ静岡二十年の歩み』テレビ静岡、1988年、301頁。 
  9. ^ a b c 静岡放送50年史編纂委員会／編『静岡放送50年史』静岡放送、2002年、256頁。 
  10. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'74』日本放送出版協会、1974年、197頁。 
  11. ^ a b 日本放送協会 編『NHK年鑑1962』日本放送出版協会、1961年、377頁。 
  12. ^ a b 日本放送協会 編『NHK年鑑1962 No.2』日本放送出版協会、1962年、242頁。 
  13. ^ 総務省 電波利用ホームページ | 無線局免許状等情報（静岡エフエム放送株式会社）、2020年2月12日閲覧。
  14. ^ 「静岡エフエム放送、富士市の中継局を移転 難聴改善狙い」『日本経済新聞』2020年1月29日。2020年2月12日閲覧。
  15. ^ 「静岡エフエム放送、中継局を移転」『日経産業新聞』2020年2月9日、5面。
  16. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'67』日本放送出版協会、1967年、209頁。 
  17. ^ アナログ放送中継局に対応するデジタル放送中継局一覧（静岡県）（NHK分、最終更新2009年9月30日）（総務省）
  18. ^ アナログ放送中継局に対応するデジタル放送中継局一覧（静岡県）（SBS分、最終更新2009年9月30日）（総務省）
  19. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、225頁。 
  20. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'68』日本放送出版協会、1968年、242頁。 
  21. ^ a b 総務省 電波利用ホームページ | 無線局免許状等情報（日本放送協会）、2020年2月12日閲覧。
  22. ^ NHK富士宮ラジオ放送所が開局 NHK静岡 NEWS WEB、2020年2月12日閲覧。
  23. ^ a b c 総務省 電波利用ホームページ | 無線局免許状等情報（静岡放送株式会社）、2023年3月17日閲覧。
  24. ^ 静岡放送株式会社の富士・富士宮中継局に免許 ＜富士宮市・富士市・静岡市清水区のAM放送難聴地域がFM放送で聴取可能に＞. 総務省 東海総合通信局、2023年3月17日閲覧。
  25. ^ SBSラジオ 周波数・中継局所在地. 静岡放送、2023年3月17日閲覧。