宮田敬介(みやた けいすけ、1980年10月8日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属している調教師。
来歴
茨城県日立市生まれ。
父が熱心な競馬ファンで、幼少期から競馬が好きだった[1]。
麻布大学の獣医学部動物応用化学科に進学し、馬術部に入部。大学3年生の夏休み、ノーザンファームに研修に行ったことが縁となり、大学卒業後の2003年、ノーザンファームで働くことになる。そこで2年を過ごした後、競馬学校の厩務員課程を受験し、2度目の試験で合格[1]。
2006年、栗田博憲厩舎で働き始める[1]。
2009年、田島俊明厩舎に移籍[1]。
2014年、調教助手として国枝栄厩舎に移籍[1]。
調教師試験に7度目の挑戦で合格し、その1年半後の2020年に独立[1]。
2020年3月7日に管理馬が初出走、ナバーラで9着。同年4月5日にダンシングプリンスで初勝利を挙げる[2]。
2021年12月12日にダンシングプリンスがカペラステークス(GIII)を勝利し、重賞初勝利[3]。翌年の11月3日に同馬がJBCスプリントを制覇しGI初勝利を成し遂げる[4]。
調教師成績
|
日付 |
競馬場・開催 |
競走名 |
馬名 |
頭数 |
人気 |
着順
|
初出走 |
2020年3月7日 |
2回中山3日4R |
3歳新馬 |
ナバーラ |
12頭 |
1 |
9着
|
初勝利 |
2020年4月5日 |
3回中山4日6R |
4歳以上1勝クラス |
ダンシングプリンス |
15頭 |
1 |
1着
|
重賞初出走 |
2020年7月18日 |
2回函館5日11R |
函館2歳S |
ディープエコロジー |
15頭 |
13 |
10着
|
重賞初勝利 |
2021年12月12日 |
5回中山4日11R |
カペラS |
ダンシングプリンス |
16頭 |
3 |
1着
|
GI初出走 |
2021年5月30日 |
2回東京12日11R |
東京優駿 |
グレートマジシャン |
17頭 |
3 |
4着
|
GI/JpnI初勝利 |
2022年11月3日 |
10回盛岡3日11R |
JBCスプリント |
ダンシングプリンス |
14頭 |
3 |
1着
|
中央GI初勝利 |
2023年11月12日 |
3回京都4日11R |
エリザベス女王杯 |
ブレイディヴェーグ |
15頭 |
1 |
1着
|
おもな管理馬
※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
脚注
関連項目