安西 信昌(あんざい しんしょう、1985年12月1日 - )は、日本の男性総合格闘家。埼玉県出身。TEAM CLIMB所属。元ミドル級キング・オブ・パンクラシスト。アニマル安西のリングネームを使用していたこともある。
来歴
小学生のときにK-1でピーター・アーツの活躍を見て格闘技に興味を持つ。14歳でマーク・コールマンを見て國學院久我山高校進学後にレスリング始め、全日本ジュニア選手権カデットの部グレコローマン76kg級で準優勝した[3]。高校時代の友人には実業家の桑田龍征がいる。明治大学進学後はレスリング部主将として活躍し、アジア・ジュニア選手権5位、2007年には全日本選抜選手権出場、天皇杯出場等の実績を残した。
パンクラス
2011年8月7日、パンクラスで全日本レスリング選手権大会7連覇[4]の田中章仁にTKO勝ち。
2012年10月、リングネームを本名の安西信昌に変更。所属もTEAM TACKLERから離れ、草・MAX、悠羽輝(新村優貴)らとTEAM CLIMBを結成する[5]。
2013年5月18日、ミドル級転向初戦となったPANCRASE 247で久松勇二と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[1]。
2013年9月29日、PANCRASE 252のミドル級次期タイトル挑戦者決定戦でウィル・ノーランドと対戦し、KO勝ち[1]。
2014年6月29日、PANCRASE 259のミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチで王者の川村亮にTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。試合後、「ウェルター級で世界を目指します」とアピールし、ミドル級王座の返上を表明した[6]。
UFC
2014年8月23日、UFC初出場となったUFC Fight Night: Bisping vs. Leでアルベルト・ミナと対戦し、TKO負け[7]。
2015年9月27日、UFC Fight Night: Barnett vs. Nelsonでロジャー・ザパタと対戦し、TKO勝ちを収めUFC初勝利となった。
2017年9月23日、UFC Fight Night: Saint Preux vs. Okamiでルーク・ジュモーと対戦し、3-0の判定勝ち。
2018年6月23日、UFC Fight Night: Cowboy vs. Edwardsでジェイク・マシューズと対戦し、リアネイキドチョークで一本負け。
Bellator
2019年12月29日、BELLATOR JAPANでマイケル・ペイジと対戦し、2R KO負けを喫した。
RIZIN
2023年12月31日、RIZIN初出場となったRIZIN.45で、ブラジリアン柔術の世界選手権ムンジアル青帯2連覇・ムンジアル茶帯世界3位・全日本2階級2連覇のイゴール・タナベと対戦し、1Rにリアネイキドチョークで一本負け[8]。
グラップリング
2011年2月27日、アブダビコンバット ASIA TRIAL 2011・アダルトエキスパート99kg未満級に出場し優勝。
2013年3月24日、アブダビコンバット ASIA TRIAL 2013 88kg未満級で優勝[9]。
戦績
総合格闘技 戦績
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18[7] 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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12 勝
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7
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0
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4
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0
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0
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0
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6 敗
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3
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2
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1
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0
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獲得タイトル
- 第12回全日本コンバットレスリングオープン選手権大会 80kg以上級 優勝(2008年)
- ADCC ASIA TRIAL 2011 99kg未満級 優勝(2011年)
- ADCC ASIA TRIAL 2013 88kg未満級 優勝(2013年)
- 第12代ミドル級キング・オブ・パンクラス王座(2014年)
出典
関連項目
外部リンク