安良岡 章夫(やすらおか あきお、1958年1月13日 - )は、日本の作曲家。東京芸術大学音楽学部教授、21世紀音楽の会のメンバーでもある。
東京生まれ。作曲を野田暉行と三善晃に師事し、東京都立富士高等学校を経て、1984年に東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻を修了する[1]。1980年に第49回日本音楽コンクール作曲部門において第一位を受賞し、1982年には「交響曲」が日本交響楽振興財団第5回作曲賞を受賞するなど、数々の受賞歴がある。また、1985年に若手演奏家及び作曲家からなるアール・レスピランを結成、1994年に第12回中島健蔵音楽賞を受賞し、以後多彩な作曲活動を展開している。
主要作品(上記以外)
- クラリネット・チェロ・ピアノのためのカプリチオ(1981年)
- 5人の打楽器奏者のための "インターアクション"(1989年)
- 協奏的変容~ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための(1991年)(第17回民音現代音楽祭の委嘱作品)
- 合奏協奏曲第1番 "アニマトーリ"(1993年)(北区文化振興財団の委嘱作品)
- ディスカントゥス~ソプラノ、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための(1994年)
- アンティフォン~25の独奏弦楽器のための(1996年)
- ヴィオラとオーケストラのための"ポリフォニア"(1996年)
- ポリフォニア(1999年)
- 独奏ハープのためのジェスト(2000年)
- ヴァイオリンとピアノのためのコンフルエンツァ(2004年)
脚注
外部リンク