安原 太陽(やすはら たいよう、2001年4月23日 - )は、日本の陸上競技選手。滋賀県東近江市出身。花王陸上競技部所属。専門種目は長距離走。
経歴
東近江市立船岡中学校、滋賀学園高等学校、駒澤大学文学部卒業。
大学時代
大学2年次
2021年10月10日の第33回出雲駅伝で2区に出場し、三大駅伝デビューを果たす。1区・篠原倖太朗から8位で襷を受けると、区間3位の好走で順位を2つ上げる。ただ、優勝争いに絡むことはできず5位に終わった。
同年11月7日の第53回全日本大学駅伝では6区に出場。5区終了時点でシード圏外の9位と低迷していたが、区間2位の快走で5人を追い抜き4位まで押し上げる。その後、駒大は青学大とのデットヒートを制し2連覇を達成した。
2022年1月2日、3日の第98回箱根駅伝では3区に出場し、トップで襷を受ける。だが、区間16位のブレーキで4人に追い抜かれ5位へ後退。4区以降も流れに乗れず総合3位(往路3位、復路9位)に終わり、総合優勝の青学大には11分15秒差をつけられた。
大学3年次
2022年10月10日の第34回出雲駅伝では5区を担当。4区・山野力からトップで襷を受けると、2位との差を11秒広げ区間賞を獲得。駒大は青学大の大会記録を33秒上回る大会新記録(2時間08分32秒)で9年ぶり4回目の優勝を果たした。
同年11月6日の第54回全日本大学駅伝では前回同様6区を担当。5区・篠原からトップで襷を受けると堅実な走りで2位との差を広げた(区間4位)。その後7区・田澤(区間新記録)と8区・花尾恭輔が連続で区間賞を獲得する快走を見せ、3連覇を達成。また、5時間06分47秒のタイムで出雲駅伝に続き大会新記録を樹立した。
2023年1月の第99回箱根駅伝では7区を担当し、6区・伊藤蒼唯からトップで襷を受ける。2位の中央大にわずかながら差を詰められたが、先頭を守り切った。8区以降は差を詰められることなくそのまま逃げ切り、2年ぶり8回目の総合優勝(完全優勝)、及び史上5校目の大学駅伝三冠を果たした。
大学4年次
2023年4月23日に行われた日本学生陸上競技個人選手権男子5000mで優勝し、ワールドユニバーシティゲームズ日本代表に内定した。
8月6日のワールドユニバーシティゲームズでは、14分14秒15のタイムで銀メダルを獲得した[1][2]。
10月9日の第35回出雲駅伝では、前回と同じく5区に出場。安原は2年連続で区間賞を獲得し、トップで襷を繋いだ。駒大は2時間07分51秒の大会新記録で2連覇を達成した[3][4]。
11月5日の第55回全日本大学駅伝では3年連続で6区に出場。トップで襷を受けると、2位の青学大を26秒引き離し区間賞を獲得[5]。4連覇に貢献した[6][7]。
2024年1月の第100回箱根駅伝では2年連続で7区に出場し、2位で襷を受ける。区間4位の走りを見せるも、先頭との差は詰められず。駒大は総合2位(往路2位・復路2位)に終わり、連覇及び2年連続の三冠はならなかった[8]。
人物
- 大学三大駅伝は個人で6度の優勝を経験しており、出雲駅伝が始まって以降最多タイである。
- パナソニックに所属する保坂晴子と生年月日が同じである。
戦績・記録
大学三大駅伝戦績
学年 |
出雲駅伝 |
全日本大学駅伝 |
箱根駅伝
|
1年生 (2020年度) |
第32回 (開催中止) |
第52回 ― - ― 出走なし |
第97回 ― - ― 出走なし
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2年生 (2021年度) |
第33回 2区-区間3位 16分22秒 |
第53回 6区-区間2位 37分30秒 |
第98回 3区-区間16位 1時間04分01秒
|
3年生 (2022年度) |
第34回 5区-区間賞 19分04秒 |
第54回 6区-区間4位 37分27秒 |
第99回 7区-区間5位 1時間03分18秒
|
4年生 (2023年度) |
第35回 5区-区間賞 17分51秒 |
第55回 6区-区間賞 37分16秒 |
第100回 7区-区間4位 1時間03分13秒
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自己ベスト
脚注
参考文献
https://komazawa-ekiden.com/team/team-4th/
関連項目
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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