学校法人常翔学園(がっこうほうじんじょうしょうがくえん)は、日本の学校法人。
1987年から2008年までの名称は学校法人大阪工大摂南大学、1987年以前は学校法人大阪工業大学であった。
1922年9月7日、本庄京三郎が設立者・校主として創立した関西工学専修学校が母体。学園紛争の激しかった1969年、旧日本労働組合総評議会議長で参議院議員であった藤田進が学園の理事長に就任してから積極経営の方針を貫き、大工大の2学部設置の他、1975年に摂南大学、1998年に広島国際大学を開設した。
校舎の意匠がしばしば話題を呼ぶことがあり、1992年に大学OBが設計した大阪市中央公会堂をモチーフにした校門が大宮キャンパスに設置された。また北山キャンパスの校舎は国会議事堂をモチーフにしたものである。これは藤田の国会へのオマージュ、あるいは設置認可を得るにあたって国会議事堂であれば文部官僚も横槍を入れにくいからだという説がある。同様に、広島国際大学の黒瀬キャンパス1号館も国会議事堂に酷似している。
2008年に少子化が進んで、学生・生徒を確保することが難しくなっており、中学から大学までの「一貫教育体制」を実現して教育機関としての魅力を高め、勝ち残りを目指すために学校法人啓光学園との経営統合をした。
2023年5月現在、3大学、2高校、2中学に学生・生徒約2万6千人を擁する総合学園となっており、学園全体でこれまで輩出した卒業生数は約31万人に及ぶ。また2022年に創立100周年を迎えた。
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