奈良県立橿原公苑野球場（ならけんりつ・かしはらこうえん・やきゅうじょう）は、奈良県橿原市の橿原公苑にある野球場である。
命名権の公募により佐藤薬品工業がこれを取得し、2010年7月1日から3年間（年間500万円）の契約で「佐藤薬品スタジアム（さとうやくひんスタジアム）」の愛称が付けられていた[1]。
2024年7月1日から、「さとやくスタジアム」に愛称変更が行われた[2]。
概要
全国高等学校野球選手権奈良大会のメイン会場など、高校野球や社会人野球などの主要大会で使われており、奈良市鴻ノ池球場と並ぶ奈良県下最大の球場と位置づけられている。なお2008年以降、奈良県内の高校は学校再編による出場高校減少により、高校野球奈良大会は当橿原球場のみでの開催となっている。2012年には関西独立リーグに参加した大和侍レッズが本拠地として使用した。
なお、奈良県では2031年の国民スポーツ大会の開催が予定されており、奈良県と橿原市では県立橿原公苑と市営橿原運動公園の用地を全面交換（差額は金銭補償）する計画が進められている[3]（奈良県立橿原公苑を参照）。なおその市営橿原運動公園にも硬式野球場[4]がある。
歴史
施設概要
鉄筋コンクリート造2階建
- グラウンド面積：12,572m2
- 両翼：93m、中堅：120m
- 収容人員 9,347人（特別席1,847、内野席3,000、外野席4,500）
- 照明：45灯用照明鉄塔6基（内野1,200Lx、外野700Lx）（プロ野球一軍ナイトゲーム開催不可）
- スコアボード：磁気反転式
交通
関連項目
脚注
- ^ a b 愛称は佐藤薬品スタジアム - 県立橿原公苑野球場 奈良新聞2010年5月28日
- ^ 古財稜明. “奈良県橿原市の「佐藤薬品スタジアム」が「さとやくスタジアム」に改称 佐藤薬品工業が発表 - アマ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年7月6日閲覧。
- ^ 国体会場整備で橿原市、全面交換へ協議推進 奈良新聞：2021年6月15日閲覧。
- ^ こちらはサイズが公式野球規則を充足したものであるが、内野席を含め全面芝生席であること、ナイター設備が設置されていないなどの相違点がある。
- ^ 奈良県スポーツ支援センターに問い合わせて確認（2010年9月）
- ^ PL学園1984（昭和59年）第39回わかくさ国体PL学園記録サイトより
- ^ 夏の熱戦 舞台リニューアル朝日新聞2010年07月05日
- ^ 大和高田クラブの日記-記念試合結果大和高田クラブのブログより
- ^ 48年会！三浦大輔公式ブログ
- ^ 愛称が決定しました（奈良県公式サイト）
- ^ 橿原公苑野球場:愛称「佐藤薬品」 命名権を継続 ／奈良：毎日新聞2013年5月23日
- ^ ティアラカップ奈良大会
- ^ ティアラカップ奈良大会
- ^ [1]
- ^ 公式チャンネルダイジェスト（YouTube）
- ^ 『球場を満員にするプロジェクト』報道発表を行いました（8/28）帝塚山大学 2015年08月28日
- ^ 試合ＰＲ １日だけ球場名変更 ＮＨＫ奈良放送局 2015年08月28日
- ^ 9/23（水・祝）ファーム阪神戦は奈良決戦！バファローズ最終戦！ オリックス・バファローズ球団ニュース
- ^ オリックス２軍戦、学生企画に７企業協力 球場ニックネームも 毎日新聞/奈良 2015年08月29日
- ^ 一日限定 球場名にバファローズ 読売新聞/奈良 2015年08月29日
- ^ 橿原公苑第１体育館 新愛称はジェイテクトアリーナ／奈良
外部リンク
