太陽ホールディングス株式会社(たいようホールディングス、英: TAIYO HOLDINGS CO.,LTD.)は、東京都豊島区に本社を置く化学メーカー。スマートフォンなどの配線基板に使う絶縁膜で高いシェアを誇る。
印刷用インキの製造会社として創業し、その後エレクトロニクス事業に進出。現在は製薬も手掛ける。
沿革
太陽インキ製造
- 1953年9月 - 東京都港区芝浜松町において、太陽インキ製造株式会社設立
- 1982年3月 - 嵐山工場(現 嵐山事業所)を設置
- 1988年9月 - 韓国に合弁会社「韓国太陽インキ製造株式会社」(現 韓国タイヨウインキ株式会社)を設立
- 1990年
- 9月 - 店頭登録銘柄として株式を公開
- 12月 - アメリカ合衆国ネバダ州に販売子会社「TAIYO AMERICA, INC.」を設立
- 1992年3月 - 東京都練馬区羽沢に本社ビルを建設し、本社移転
- 1996年9月 - 台湾に現地生産子会社「台湾太陽油墨股份有限公司」を設立
- 1999年1月 - 販売子会社「TAIYO INK INTERNATIONAL (SINGAPORE) PTE LTD」、「TAIYO INK INTERNATIONAL (HK) LIMITED」を設立
- 2001年
- 1月 - 東京証券取引所市場第一部に上場
- 7月 - 技術サービス子会社「TAIYO INK (THAILAND) CO., LTD.」を設立
- 12月 - 中国に現地生産子会社「太陽油墨(蘇州)有限公司」を設立
- 2010年
- 9月 - 販売子会社「太陽油墨貿易(深圳)有限公司」を設立
- 10月 - 会社分割を実施し、商号を「太陽ホールディングス株式会社」へ変更
- 2014年4月 - 本社敷地内に第二工場を竣工
- 2015年10月 - 北九州市黒崎に北九州事業所を竣工
太陽ホールディングス
- 2013年5月 - 台湾の事業会社「永勝泰科技股份有限公司」の株式を取得し、子会社化
- 2014年12月 - 太陽光発電事業子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」を設立
- 2015年
- 4月 - 太陽インキ製造株式会社の販売子会社として韓国に「太陽インキプロダクツ株式会社」を設立
- 6月 - 国内の事業会社「中外化成株式会社」の株式を株式交換により取得し、子会社化
- 2017年7月 - 医薬品事業子会社「太陽ファルマ株式会社」を設立[2]。
- 2018年1月 - DIC株式会社と資本業務提携、同社の持分法適用会社になる[3]。
- 2019年10月 - 第一三共プロファーマ株式会社の高槻工場を承継し、「太陽ファルマテック株式会社」を設立
- 2021年9月 - 子会社の「太陽ファルマテック株式会社」が紺綬褒章を受章
グループ会社
国内
- 太陽インキ製造株式会社
- 太陽ファインケミカル株式会社
- 太陽グリーンエナジー株式会社
- 太陽ファルマ株式会社
- 太陽ファルマテック株式会社
- 株式会社ファンリード
- 株式会社嵐山食堂
海外
- 台湾太陽油墨股份有限公司(台湾)
- 永勝泰科技股份有限公司(台湾)
- 韓国タイヨウインキ株式会社(韓国)
- 太陽インキプロダクツ株式会社(韓国)
- 太陽油墨(蘇州)有限公司(中国)
- 永勝泰油墨(深圳)有限公司(中国)
- 太陽油墨貿易(深圳)有限公司(中国)
- TAIYO AMERICA, INC.(アメリカ)
- TAIYO INK INTERNATIONAL (SINGAPORE) PTE LTD(シンガポール)
- TAIYO INK INTERNATIONAL (HK) LIMITED(香港)
- TAIYO INK (THAILAND) CO., LTD.(タイ)
- 太陽インキベトナム有限責任会社(ベトナム)
提供番組
現在
過去
脚注
関連項目
- DIC (企業) - 2017年に資本業務提携
- 奥原希望 - プロフェッショナル・バドミントン選手。2019年1月1日付で所属選手契約。
外部リンク