『太陽に突っ走れ』(たいようにつっぱしれ、Dash to The Sun)は、1966年の日本映画。主演 : 千葉真一、監督 : 鷹森立一、製作 : 東映。モノクロ・シネマスコープ、88分。
解説
2009年に国民栄誉賞を受賞した作曲家・遠藤実の自叙伝『太陽も笑っている』を基にした作品[1]。作曲家になるという大きな夢を抱いて上京した青年・進藤孝(遠藤)が、慣れない都会生活にもめげず、妻の優しい励ましに支えられながら初志を貫き、歌謡界に旋風を巻き起こすまでが描かれており、具体的な時期としてはミノルフォンの立ち上げに関わるまでの半生を映画化した[2]。主人公・進藤孝には千葉真一が扮し、困難にもめげず夢に向かって突き進む様を清々しく演じており、遠藤の作曲した主題歌・挿入歌も歌っている。主な脇役として、一途に支える高村光枝に十朱幸代、一緒に盛り場で流しをする増田健吉に長門裕之、妹・さかえに大原麗子、実業家・山中に東野英治郎らが配役されている。遠藤は映画音楽も担当し、教え子や楽曲提供された舟木一夫・こまどり姉妹・島倉千代子・北原謙二・梶光夫・一節太郎・扇ひろ子・三船和子らが出演した。キャッチコピーは、「音楽に結ばれた若い恋!流れ湧く感動のヒットメロディー![3]」。
ストーリー
作曲家になることを目指し、新潟県から上京した進藤孝は、同じ夢を抱く増田健吉と一緒に盛り場で流しの歌手をしていた。そんな彼らにも一人二人とファンがついていき、そのなかに大衆食堂「ふじや」で働く高村光枝がいた。
キャスト
スタッフ
主題歌・挿入歌
脚注
外部リンク