天塩金浦駅(てしおかなうらえき)は、北海道天塩郡遠別町字金浦にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテカ。事務管理コードは▲121624[2]。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ2本(うち1本は急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)[3])。
歴史
駅名の由来
所在地名「金浦」に、羽越本線金浦駅との区別のため旧国名の「天塩」を付したもの。地名は、同地の小学校長・金野貫一[4](憲一[5]とも)の「金」と、ニシンが取れる海岸を願った「浦」を合成したもの[4][5]、とされている。
駅構造
廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。
無人駅となっており、ホーム上の待合所のみで駅舎は存在しなかった[6]。
駅周辺
この駅周辺が稲作の北限である。
駅跡
1999年(平成11年)時点では、雪よけの囲いのみが残存していた[7]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[8]。当駅の跡地は、草むらになっている。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 羽幌線
- 歌越駅 - 天塩金浦駅 - 遠別駅
参考文献
脚注
関連項目
外部リンク