大霧発電所(おおぎりはつでんしょ)は、鹿児島県霧島市と湧水町にまたがる出力3万キロワットの地熱発電所。九電みらいエナジー(九州電力の子会社)と日鉄鉱業が共同運営する。
概要
活火山である霧島山にほど近く、大霧地熱地帯の地熱によって加熱された高温の蒸気を利用して発電を行う。発電所の標高は826メートルである。
2008年9月現在、深さ990mから2000mの井戸(蒸気井)が15本あり、合計で1時間あたり290トンの蒸気を得ている。発電に利用された後の熱水は9本の還元井で地下に戻される。運転監視は約60km離れた川内発電所で行っている。
申し込みをすれば見学が可能である。
発電設備
- 総出力:30,000kW(2011年4月現在)[1]
- 1号機
- 定格出力:30,000kW
- 営業運転開始:1996年(平成8年)3月
歴史
出典
外部リンク