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大阪電気通信大学短期大学部
大学設置	1958年
創立	1941年
廃止	2008年
学校種別	私立
設置者	学校法人大阪電気通信大学
本部所在地	大阪府寝屋川市初町18-8
学部	電子情報学科
研究科	電子情報工学専攻
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大阪電気通信大学短期大学部（おおさかでんきつうしんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Osaka Electro-Communication Junior College）は、大阪府寝屋川市初町18-8^{[注釈 1]}に本部を置いていた日本の私立大学である。1958年に設置され、2008年に廃止された。大学の略称は電短。

概要

大学全体

大阪府寝屋川市に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人大阪電気通信大学^[1]。
1958年に大阪電気通信短期大学として開学^{[注 2]}。大阪電気通信大学に先駆けて開学しその後は併設型の短大として学生募集を行ってきた。設置学科は1つのみ。
2006年度の入学生を最後に^{[注釈 2]}、2008年に短期大学としての使命を終える^[4]。

教育および研究

開学当初は、全国で初めて電子工学科をもつ私立短大として注目を浴びていた。平成に入ってからは、電子情報学科に改組。

学風および特色

大学への編入学者は私学理工系短大No.1の実績を誇るといわれていた。
当初は、勤労の傍らで学業に勤しむ人々に大学教育を開放すべく、夜間部を置いていた。

沿革

1941年
- 3月東亜電気通信工学校が創設する^[5]。
1943年
- 3月17日東亜電気通信工業学校の設置が認可される^[6]。
1951年
- 2月19日学校法人が成立する^[7]。
1958年
- 1月10日左記を以て文部省^{[注 3]}より短期大学の設置が認可される^[8]^[9]。
- 4月1日 大阪電気通信短期大学（おおさかでんきつうしんたんきだいがく）として以下の学科体制にて開学^[10]。
  - 電子工学科入学定員80名
- 5月1日学生数^[11]/定員
  - 電子工学科 87^{[注釈 3]}/80
1959年
- 4月1日電子工学科に第二部課程を設置し、以下の体制に整備される^{[注 4]}。
  - 電子工学科
    - 第一部入学定員80名
    - 第二部入学定員80名
- 5月1日学生数^[14]/定員
  - 電子工学科
    - 第一部 183^{[注釈 4]}/160
    - 第二部 80^{[注釈 5]}/80
1962年
- 4月1日 大阪電気通信大学短期大学部と改称^[15]。
1962年
- 5月1日学生数^[16]/定員
  - 電子工学科
    - 第一部 300^{[注釈 3]}/160
    - 第二部 217^{[注釈 5]}/160
1971年
- 4月1日第二部に初めての女子学生が在籍。
- 5月1日学生数^[17]/定員
  - - 第一部 375^{[注釈 4]}/160
    - 第二部 259^{[注 5]}/160
1973年
- 9月14日設置者を以下の通り変更される^[18]。
  - 学校法人大阪電気通信学園→大阪電気通信大学
1983年
- 4月1日電子工学科第二部の修業年限を2年6か月から2年に短縮される^{[注 6]}。
1985年
- 5月1日学生数^[23]/定員
  - 電子工学科
    - 第一部 289^{[注 7]}/160
    - 第二部 351^{[注釈 6]}/160
1986年
- 4月1日入学定員増を以下の通り行う^{[注 8]}。
  - 電子工学科
    - 第一部 80→160
    - 第二部 80→150
- 5月1日学生数^[28]/定員
  - 電子工学科
    - 第一部 316^{[注釈 7]}/240
    - 第二部 356^{[注 9]}/230
1987年
- 5月1日学生数^[29]/定員
  - 電子工学科
    - 第一部 363^{[注釈 7]}/320
    - 第二部 373^{[注釈 8]}/300
1990年
- 4月1日電子工学科を電子情報学科に改称^[30]。
- 5月1日学生数^[31]/定員
  - 第一部
    - 電子情報学科 180^{[注 10]}/160
      - 電子工学科 181^{[注 11]}/160
  - 第二部
    - 電子情報学科 169^{[注釈 8]}/150
      - 電子工学科 215^{[注釈 6]}/150
1991年
- 4月1日電子情報学科第一部の入学定員を160→240に増員^{[注 12]}。
- 5月1日学生数^[36]/定員
  - 第一部
    - 電子情報学科 459^{[注 13]}/400
      - 電子工学科 21^{[注釈 5]}/-
  - 第二部
    - 電子情報学科 320^{[注 14]}/300
      - 電子工学科 51^{[注釈 4]}/-
1992年
- 5月1日学生数^{[注 15]}/定員
  - 第一部
    - 電子情報学科 572^{[注 16]}/480
      - 電子工学科 4^{[注釈 5]}/-
  - 第二部
    - 電子情報学科 367^{[注 17]}/300
      - 電子工学科 7^{[注釈 5]}/-
1995年
- 4月1日専攻科の設置が認められ、以下の課程を設ける^{[注 18]}。
  - 電子情報工学専攻入学定員20名^[41]
1997年
- 4月1日以下については、この年度で学生募集を最終とする^{[注 19]}。
  - 電子情報学科第二部
- 5月1日学生数^[44]/定員
  - 電子情報学科
    - 第一部 670^{[注 20]}/480
    - 第二部 379^{[注 21]}/300
1998年
- 5月1日学生数^[45]/定員
  - 電子情報学科
    - 第一部 601^{[注 22]}/480
    - 第二部 175^{[注釈 5]}/150
1999年
- 5月1日学生数^[46]/定員
  - 電子情報学科
    - 第一部 580^{[注 23]}/480
    - 第二部 34^{[注釈 5]}/-
2000年
- 4月1日電子情報学科第一部の入学定員を240→180に減員^{[注 24]}。
2002年
- 4月1日電子情報学科第一部を電子情報学科に改称^[50]。
- 7月30日以下については左記をもって正式に廃止とする^[51]。
  - 電子情報学科第二部
2003年
- 4月1日電子情報学科の入学定員を160→80に減員^[51]。
2006年
- 4月1日この年度で短期大学としての学生募集を最終とする^{[注釈 2]}。
2008年
- 9月22日左記をもって正式に廃止となる^[4]。

基礎データ

所在地

大阪府寝屋川市初町18-8^{[注釈 1]}

象徴

カレッジマークは右記資料にあり^[52]。

教育および研究

組織

学科

電子情報学科
- 第一部入学定員80名^{[注 25]}
- 第二部入学定員150名^{[注 26]}

専攻科

電子情報工学専攻入学定員20名^{[注 27]}

別科

なし

取得資格について

教職課程として中学校教諭二種免許状（技術）：電子情報学科（第一部^[56]・第二部^[57]）

研究

『大阪電気通信短期大学研究論集. 人文・社会科学』^[58]

大学関係者と組織

大学関係者組織

大阪電気通信大学短期大学部の同窓会は「友電会」と称する。

大学関係者一覧

大学関係者

田崎秀夫 - 2代目学長
菅田榮治 - 3代目学長

施設

キャンパス

キャンパスは、大学と共同使用。

寮

特になし。

対外関係

系列校

卒業後の進路について

編入学・進学実績

電子情報学科第一部・第二部：系列の大阪電気通信大学ほか茨城大学・埼玉大学・千葉大学・新潟大学・富山大学・京都工芸繊維大学・大阪女子大学・奈良女子大学・和歌山大学・島根大学・高知大学・広島市立大学・日本工業大学・帝京平成大学・工学院大学・産業能率大学・新潟経営大学・金沢工業大学・福井工業大学・中部大学・日本福祉大学・名城大学・京都学園大学・京都産業大学・大阪工業大学・大阪産業大学・関西大学・近畿大学・四天王寺大学・摂南大学・甲子園大学・甲南大学・流通科学大学・兵庫大学・高野山大学・広島電機大学・徳島文理大学・九州東海大学・南九州大学などがある^[59]

注釈

注釈グループ

^ ^a ^b 統合先である大阪電気通信大学の現在地。
^ ^a ^b 平成19年度より学生募集停止^[1]。
^ ^a ^b うち女2
^ ^a ^b ^c うち女3
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 男のみ
^ ^a ^b うち女9
^ ^a ^b うち女57
^ ^a ^b うち女13

補足

^ ほか学科も参照のこと。
^ 出典^[2]^[3]
^ 現在の文部科学省。
^ 出典^[12]^[13]。
^ うち女1
^ 昨年度の資料^[19]^[20]及び本年度のそれ^[21]^[22]も其々参照のこと。
^ うち女67
^ 出典^[24]^[25]。昨年度の資料^[26]及び本年度のそれ^[27]も其々参照のこと。
^ うち女11
^ うち女43
^ うち女36
^ 出典^[32]^[33]。昨年度の資料^[34]及び本年度のそれ^[35]も其々参照のこと。
^ うち女90
^ うち女22
^ 出典^[37]^[38]
^ うち女112
^ うち女20
^ 出典^[39]^[40]
^ 平成10年度より学生募集停止^[42]^[43]。
^ うち女77
^ うち女5
^ うち女71
^ うち女52
^ 出典^[47]。昨年度の資料^[48]及び本年度のそれ^[49]も其々参照のこと。
^ 最終募集となった2006年における体制^[53]。
^ 最終募集となった1997年における体制^[54]^[55]。
^ 大学改革支援・学位授与機構認定^[41]。

出典

参考文献

全国学校総覧

全国短期大学高等専門学校一覧

全国短期大学一覧

文部省高等教育局専門教育課『全国短期大学一覧平成3年度』文部省高等教育局。

日本の私立短期大学

日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会。

短期大学受験案内（晶文社）

晶文社出版編集部/編集『全国短期大学受験案内 1997年度用』晶文社。

短期大学案内（梧桐書院）

蛍雪時代

大学改革支援・学位授与機構

大学評価・学位授与機構広報委員会『大学評価・学位授与機構ニュース (23)』大学評価・学位授与機構。https://dl.ndl.go.jp/pid/9373823/1/1。

大学史

大阪電気通信大学法人事務局総務部/編集『学園要覧』大阪電気通信大学法人事務局総務部。

[所在地-1] 統合先である大阪電気通信大学の現在地。

[募集打ち切り-7] 平成19年度より学生募集停止^[1]。

[女2-17] うち女2

[女3-22] うち女3

[男-23] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 男のみ

[女9-36] うち女9

[女57-43] うち女57

[女13-46] うち女13

[2] ほか学科も参照のこと。

[6] 出典^[2]^[3]

[12] 現在の文部科学省。

[20] 出典^[12]^[13]。

[27] うち女1

[33] 昨年度の資料^[19]^[20]及び本年度のそれ^[21]^[22]も其々参照のこと。

[35] うち女67

[41] 出典^[24]^[25]。昨年度の資料^[26]及び本年度のそれ^[27]も其々参照のこと。

[44] うち女11

[49] うち女43

[50] うち女36

[55] 出典^[32]^[33]。昨年度の資料^[34]及び本年度のそれ^[35]も其々参照のこと。

[57] うち女90

[58] うち女22

[61] 出典^[37]^[38]

[62] うち女112

[63] うち女20

[66] 出典^[39]^[40]

[70] 平成10年度より学生募集停止^[42]^[43]。

[72] うち女77

[73] うち女5

[75] うち女71

[77] うち女52

[81] 出典^[47]。昨年度の資料^[48]及び本年度のそれ^[49]も其々参照のこと。

[86] 最終募集となった2006年における体制^[53]。

[89] 最終募集となった1997年における体制^[54]^[55]。

[90] 大学改革支援・学位授与機構認定^[41]。

[FOOTNOTE文教協会&#039;2007-3] 文教協会'2007.

[4] 大学資料 (9)より。

[5] 大阪の私学より。

[FOOTNOTE文教協会&#039;2009-8] 文教協会'2009.

[9] 日本無線史第6巻より。

[10] 官報 1943年03月29日より。

[11] 学校法人一覧昭和34年度より。

[13] 日本大学大鑑 1977年版より。

[14] 学校法人名簿昭和32年度より。

[15] 短期大学一覧昭和33年度 (短期大学資料 ; 第19号)より。

[FOOTNOTE文部省&#039;5824-16] 文部省'58, p. 24.

[18] 短期大学一覧昭和34年度 (短期大学資料 ; 第23号)より。

[19] 大学資料 (14)より。

[FOOTNOTE文部省&#039;5922-21] 文部省'59, p. 22.

[24] 短期大学一覧昭和37年度 (短期大学資料 ; 第30号)より。

[FOOTNOTE文部省&#039;6230-25] 文部省'62, p. 30.

[FOOTNOTE文部省&#039;7143-26] 文部省'71, p. 43.

[28] 短期大学一覧昭和50年度 (短期大学資料)より。

[29] 全国短期大学一覧昭和57年度より。

[30] 全国短期大学・高等専門学校一覧昭和57年度より。

[31] 全国短期大学一覧昭和58年度より。

[32] 全国短期大学・高等専門学校一覧昭和58年度より。

[FOOTNOTE文部省&#039;8564-34] 文部省'85, p. 64.

[FOOTNOTE文教協会&#039;1986-37] 文教協会'1986.

[38] 大学資料 (99)より。

[39] 短期大学教育 (42)より。

[40] 短期大学教育 (43)より。

[FOOTNOTE文部省&#039;8665-42] 文部省'86, p. 65.

[FOOTNOTE文部省&#039;8766-45] 文部省'87, p. 66.

[FOOTNOTE文教協会&#039;1990-47] 文教協会'1990.

[FOOTNOTE文部省&#039;9072-48] 文部省'90, p. 72.

[FOOTNOTE文教協会&#039;1991-51] 文教協会'1991.

[FOOTNOTE文部省高等教育局&#039;1991-52] 文部省高等教育局'1991.

[53] 短期大学教育 (47)より。

[54] 短期大学教育 (48)より。

[FOOTNOTE文部省&#039;9175-56] 文部省'91, p. 75.

[FOOTNOTE文部省&#039;9276-77-59] 文部省'92, p. 76-77.

[FOOTNOTE旺文社&#039;1992.9368-60] 旺文社'1992.9, p. 368.

[FOOTNOTE文教協会&#039;1995-64] 文教協会'1995.

[FOOTNOTE大阪電気通信大学法人事務局総務部&#039;1997.945-65] 大阪電気通信大学法人事務局総務部'1997.9, p. 45.

[FOOTNOTE大学評価・学位授与機構&#039;2001-047-67] 大学評価・学位授与機構'2001-04, p. 7.

[FOOTNOTE文教協会&#039;1998-68] 文教協会'1998.

[69] 大学資料 (137)より。

[FOOTNOTE文部省&#039;9785-71] 文部省'97, p. 85.

[FOOTNOTE文部省&#039;9874-74] 文部省'98, p. 74.

[FOOTNOTE文部省&#039;9978-76] 文部省'99, p. 78.

[FOOTNOTE文教協会&#039;2000-78] 文教協会'2000.

[FOOTNOTE梧桐書院&#039;1999.4-79] 梧桐書院'1999.4.

[FOOTNOTE梧桐書院&#039;2000.4-80] 梧桐書院'2000.4.

[FOOTNOTE文教協会&#039;2002-82] 文教協会'2002.

[FOOTNOTE文教協会&#039;2003-83] 文教協会'2003.

[FOOTNOTE日本私立短期大学協会短期大学広報委員会&#039;1980272-84] 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 272.

[FOOTNOTE文教協会&#039;2006-85] 文教協会'2006.

[FOOTNOTE旺文社&#039;1996.9311-87] 旺文社'1996.9, p. 311.

[FOOTNOTE文教協会&#039;1997-88] 文教協会'1997.

[FOOTNOTE旺文社&#039;2000.05340-91] 旺文社'2000.05, p. 340.

[FOOTNOTE晶文社&#039;1996.04-92] 晶文社'1996.04.

[93] 大阪電気通信短期大学研究論集. 人文・社会科学より。

[FOOTNOTE旺文社&#039;2000.05457-94] 旺文社'2000.05, p. 457.

[注釈 1]

[注 1]

[1]

[注 2]

[注釈 2]

[4]

[5]

[6]

[7]

[注 3]

[8]

[9]

[10]

[11]

[注釈 3]

[注 4]

[14]

[注釈 4]

[注釈 5]

[15]

[16]

[17]

[注 5]

[18]

[注 6]

[23]

[注 7]

[注釈 6]

[注 8]

[28]

[注釈 7]

[注 9]

[29]

[注釈 8]

[30]

[31]

[注 10]

[注 11]

[注 12]

[36]

[注 13]

[注 14]

[注 15]

[注 16]

[注 17]

[注 18]

[41]

[注 19]

[44]

[注 20]

[注 21]

[45]

[注 22]

[46]

[注 23]

[注 24]

[50]

[51]

[52]

[注 25]

[注 26]

[注 27]

[56]

[57]

[58]

[59]

[2]

[3]

[12]

[13]

[19]

[20]

[21]

[22]

[24]

[25]

[26]

[27]

[32]

[33]

[34]

[35]

[37]

[38]

[39]

[40]

[42]

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[48]

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[53]

[54]

[55]

大阪電気通信大学短期大学部

概要

大学全体

教育および研究

学風および特色

沿革

基礎データ

所在地

象徴

教育および研究

組織

学科

専攻科

別科

取得資格について

研究

大学関係者と組織

大学関係者組織

大学関係者一覧

大学関係者

施設

キャンパス

寮

対外関係

系列校

卒業後の進路について

編入学・進学実績

注釈

注釈グループ

補足

出典

参考文献

全国学校総覧

全国短期大学高等専門学校一覧

全国短期大学一覧

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