大田区役所(おおたくやくしょ)は、特別地方公共団体(特別区)である大田区の役所、およびその組織が入る施設である。
歴史
現在地移転までの経緯
現在の大田区役所本庁舎敷地は国鉄時代の蒲田駅荷扱い場所跡地である。1987年(昭和62年)国鉄清算事業団による不要財産処分が行われ桃源社が所有権を取得した。桃源社は商業ビル建設を計画し1992年(平成4年)完工したが、その後のバブル景気崩壊により桃源社が倒産したため区内基幹駅の隣に未使用のまま無人ビルとして放置される事となった。
その後、当時中央二丁目にあった大田区役所が、予てから交通アクセスの不便さ(蒲田駅・大森駅のほぼ中間地点にあったこと)と、本庁舎建替え問題が浮上しこの無人ビルが新庁舎候補となった。当時、このビル購入には「駅近なのでアクセスが良くなる」「床面積が広くなるので分散している部署が集約できる」等賛成意見と「200億円以上の税金投入となる」「行政による住専救済である」等反対意見の両論があり住民投票請求が行われたが大田区議会はこれを否決し最終的には2票差で購入案を可決した。これにより1996年(平成8年)大田区がこのビルを購入し、大規模改修の後1998年(平成10年)移転が行われた。
所在地
アクセス
- 大田区役所本庁舎
- 蒲田駅東口より徒歩1分
- 京急蒲田駅西口より徒歩10分
外部リンク
座標: 北緯35度33分41.41秒 東経139度42分58.02秒 / 北緯35.5615028度 東経139.7161167度 / 35.5615028; 139.7161167