大牟田警察署(おおむたけいさつしょ)は、福岡県警察が管轄する警察署の一つで、筑後地区に属する。
署長の階級は警視。かつては、三池闘争に代表される大規模な労働争議の激戦地であったことと、熊本県警察との隣接警察署であり、県境を跨いだ事件において荒尾警察署と折衝する際を考慮し、荒尾警察署長(警視)より階級が高い警視正(国家公務員(地方警務官)が長らく配置されていたが、人口と犯罪の減少に伴い門司警察署とともに警視に格下げされた[いつ?][要出典]。
概要
有明海沿岸の密漁を取り締まるため、日本の警察としては全国で唯一の密漁係がある。
管内には指定暴力団・九州誠道会の本部及び中核団体である村上一家が存在する。
所在地
管轄区域
沿革
組織
交番
名称
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読み
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所在地
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倉永交番
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くらなが
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大牟田市大字倉永353番地6
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銀水交番
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ぎんすい
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大牟田市大字草木433番地1
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大正町交番
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たいしょうまち
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大牟田市大正町1丁目10番地2
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駅前交番
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えきまえ
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大牟田市不知火町1丁目4番地12
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勝立交番
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かつだち
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大牟田市馬渡町9番地16
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三里交番
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みさと
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大牟田市三川町5丁目4番地3
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警備艇
密漁取締り活動に使用するため、1982年(昭和57年)から警備艇が配置されている。
事件・不祥事
2004年(平成16年)、勝立交番勤務の新任巡査が出身地である佐賀県鳥栖市などで女児を連れ回して佐賀県鳥栖警察署に逮捕されるという事件が発生。
同年秋に発生した大牟田4人殺害事件では、被疑者のうちの1人が警察署内で拳銃自殺を図ったり、また別の被疑者1人を福岡地方検察庁久留米支部から脱走させてしまうなどの失態が相次ぎ、住民から激しい非難を浴びた。
1989年(平成元年)6月30日から7月1日に大牟田市草木の薬局(国道208号沿い)で経営者の老夫婦が殺害された殺人事件では5万人近くの捜査員を投入し、約18000人の聞き込みを行ったが犯人逮捕には至らず、事件から15年後の2004年6月30日0時に公訴時効が成立、未解決事件となった[2]。時効成立後、現場の薬局は解体された[3]。
脚注
関連項目
外部リンク