大楠 鼓雪(おおくす こゆき、1992年11月13日 - )は、日本の元女子バレーボール選手である。
来歴
鹿児島県鹿児島市出身[1]。名前の鼓雪は「太鼓の如くなびくように」と命名されたという[3]。友人に誘われて、小学2年次よりバレーボールを始めた[2]。
高校は地元のバレーボール強豪校である鹿児島市立鹿児島女子高等学校に進学した。同期に鳥越未玖、南美寿希がいる。同校在学中の2010年3月の第41回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会ではベスト4に食い込み、自らもインプレッシブプレーヤー賞に輝いた[4]。同年のインターハイでは準優勝に輝き、優秀選手賞を獲得した[5]。翌年1月の第63回全日本バレーボール高等学校選手権大会でもベスト4となり[6]、各大会での上位入賞に大きく貢献した。
2011年4月にVチャレンジリーグの大野石油広島オイラーズに入団し、センターの主力級として活躍したが、2016年3月に同チームを退団した[7]。
2016年6月、Vプレミアリーグの岡山シーガルズは大楠の入団を発表した[8]。同年10月30日のプレミアリーグ開幕戦、対NEC戦に途中出場しプレミアデビューを果たすとともに、アタック2得点、ブロック2得点をあげチームの勝利に貢献した[9]。
チャレンジリーグIに降格した2017/18シーズンでは優勝に大きく貢献し、自らもMVP、サーブ賞を獲得した[10]。
2019年6月27日、岡山シーガルズ公式サイトにて、同チームからの退団が発表された[11]。
プレースタイル
ミドルブロッカーとしては低身長であるが、豊かなジャンプ力で最高到達点300cmを誇る[1]。スピードと高さがウリのセンタープレーヤーである[12][8][3]。
所属チーム
受賞歴
- 2010年
- 2017/18 V・チャレンジリーグI:最高殊勲選手賞 / サーブ賞
個人成績
Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[13]。
関係のある人物
脚注
外部リンク