大分市立賀来小中学校(おおいたしりつ かくしょうちゅうがっこう)は、大分県大分市賀来にある公立小中一貫校。大分市で初めての小中一貫校として、従来の大分市立賀来小学校と大分市立賀来中学校を統合して、2007年度に開校した。
概要
2006年11月に「大分市小中一貫教育特区」として構造改革特区の認定を受け、大分市小中一貫教育研究推進校(モデル校)として2007年4月に開校した。
義務教育の9年間を、前期(1~4年の4年間)、中期(5~7年の3年間)、後期(8~9年の2年間)の3期に分け、小中一貫教育に取り組んでいる。また、1年次から英語教育を行っていることも特色である。
児童・生徒数は合計714名で、うち、従来の小学校にあたる1~6年生が498名、中学校にあたる7~9年生が216名(2007年4月9日現在)。前期(1~4年)は東校舎(旧小学校)、中期・後期(5~9年)は西校舎(旧中学校)で学んでいる。
沿革
賀来小学校
- 1875年(明治8年) - 創立
- 1906年(明治39年) - 高等小学校を併置し、賀来尋常高等小学校に改称
- 1941年(昭和16年) - 大分郡賀来村国民学校に改称
- 1947年(昭和22年) - 大分郡賀来村立賀来小学校に改称
- 1955年(昭和30年) - 大分村への合併に伴い、大分郡大分村立賀来小学校に改称
- 1957年(昭和32年) - 大分町の町制施行に伴い、大分郡大分町立賀来小学校に改称
- 1963年(昭和38年) - 大分市への合併に伴い、大分市立賀来小学校に改称
賀来中学校
- 1947年(昭和22年) - 大分郡賀来村立賀来中学校として開校
- 1955年(昭和30年) - 大分村への合併に伴い、大分郡大分村立賀来中学校に改称
- 1957年(昭和32年) - 大分町の町制施行に伴い、大分郡大分町立賀来中学校に改称
- 1963年(昭和38年) - 大分市への合併に伴い、大分市立賀来中学校に改称
賀来小中学校
- 2007年(平成19年)4月 - 開校
- 2022年 (令和3年) 3月2日 - 開校15周年
これを記念してクリアファイルとエコバッグが生徒に配布される
通学区域
賀来の一部、賀来北一丁目~三丁目(一丁目の一部を除く)、賀来南一丁目・二丁目、高崎の一部、宮苑、東院、東野台一丁目~三丁目、野田、中尾、国分、平横瀬
アクセス
出身者
関連項目
外部リンク
座標: 北緯33度12分22.586秒 東経131度33分36.666秒