外村吉之介(とのむら きちのすけ、1898年(明治31年)9月27日 - 1993年(平成5年)4月15日)は、民藝運動家、染織家。滋賀県出身。甥に歌人の塚本邦雄(1920年 - 2005年)がいる。
略歴
1898年(明治31年)9月27日、滋賀県神崎郡五個荘町川並(現東近江市五個荘川並町)生まれ、1925年(大正14年)に関西学院神学部を卒業した後、1932年(昭和7年)手織物の創作活動を開始した。国画会会員、日本民芸協会常任理事などを歴任し、1993年(平成5年)4月15日死去した。
主な著書
- 『岡山県の民芸』岡山民芸協会〈民芸叢書〉、1952年
- 『西欧の民芸』東峰出版、1962年
- 『沖縄の民芸』倉敷民芸館、1962年
- 『岡山の民藝』日本文教出版:岡山文庫、1967年
- 『民芸遍歴』朝日新聞社、1969年
- 『続 民芸遍歴』朝日新聞社、1974年
- 『日々美の喜び 民藝五十年』講談社、1980年
- 『満州・北京民芸紀行』花曜社、1983年
- 『少年民藝館』用美社 1984年/筑摩書房(改訂復刊)、2011年
- 『喜びの美・亡びの美 民藝六十年』講談社、1988年
- 『世界の民芸』朝日新聞社 1972年/日本図書センター(改訂復刊)、2012年
関連項目
外部リンク