増井 幸雄(ますい ゆきお、1888年6月18日 - 1944年3月18日)は、日本の経済学者。
静岡県浜名郡生まれ。1912年慶應義塾大学部理財科卒、同助手、1913年慶大予科教授、1917年から1920年まで欧米に留学、慶大経済学部教授、1938年学部長。1944年、肺壊疽のため[1]56歳で死去。交通経済学を開拓した。息子の増井健一も慶大教授、経済学者。
著書
- 交通総論 丸善 1928年(交通政策)
- 陸運 千倉書房 1930年(商学全集)
- 交通経済総論 丸善 1934年(交通政策)
- ケネー 三省堂 1934年(社会科学の建設者人と学説叢書)
- 鉄道運賃論 鉄道交通全書 第5 春秋社 1937年
- 交通政策 慶応出版社 1941年(慶応義塾大学講座経済学)
共著
- 世界軍事郵便概要 三井高陽 国際交通文化協会 1939年
翻訳
脚注
- ^ 『朝日新聞』 1944年3月19日
参考