塩谷惇子

塩谷 惇子
生誕 (1943-03-30) 1943年3月30日(81歳)
日本 東京都
研究分野 キリスト教神学
研究機関 清泉女子大学
出身校 上智大学
主な業績 教父学
宗教間対話
聖書神学
プロジェクト:人物伝
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塩谷 惇子(しおや じゅんこ、1943年3月30日[1] - )は、日本の神学者清泉女子大学名誉教授[2][3]2014年から学校法人清泉女学院の理事長を務めた[4]

経歴

東京都出身[1]上智大学文学部ドイツ文学科を卒業[1]。上智大学大学院神学研究科で教父神学を専攻し、博士課程修了[1]。神学修士[5]

2012年まで清泉女子大学キリスト教文化研究所および地球市民学科の教授[6]を務めた。清泉女子大学学長[1]を経て理事長を務めた[2][3]。2013年、清泉女子大学から名誉教授を授与された[7]教父学宗教間対話聖書神学を専門に研究する[5]。中世哲学会、日本基督教学会、日本カトリック神学会に所属する[1]

清泉女子大学の設立母体である聖心侍女修道会[8]修道女(シスター)で[3]2013年から聖心侍女修道会の日本支部管区長を務めた[2][6]。同じく聖心侍女修道会を母体とする学校法人清泉女学院[9]の理事長を2014年から務めた[4]

著書

翻訳

論文

  • 塩谷惇子「エイレナイオスにおける人間の創造」『清泉女子大学人文科学研究所紀要』第9巻、清泉女子大学、1987年6月、37-53頁、ISSN 09109234NAID 110000247711 
  • 塩谷惇子「エイレナイオスにおける人間の創造 (その二)」『清泉女子大学人文科学研究所紀要』第10巻、清泉女子大学、1988年7月、123-140頁、ISSN 09109234NAID 110000247627 
  • 塩谷惇子「「主なる聖霊,生命の与え主」」『清泉女子大学人文科学研究所紀要』第11巻、清泉女子大学、1989年9月、51-95頁、ISSN 09109234NAID 110000247629 
  • 塩谷惇子「教父エイレナイオスの人間論素描」『清泉女子大学紀要』第39号、清泉女子大学、1991年12月、1-12頁、ISSN 05824435NAID 110000247495 
  • サバーミシェル[著], 塩谷惇子(翻訳)「聖書の国で,今日,聖書を読むこと」『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』第3巻、清泉女子大学、1995年3月、179-221頁、NAID 110000566318 
  • 塩谷惇子「諸宗教間対話(その1)ユダヤ教とキリスト教」『清泉女子大学紀要』第50号、清泉女子大学、2002年12月、61-85頁、ISSN 05824435NAID 110000952140 
  • 塩谷惇子「第二バチカン公会議後の使徒的活動修道会--聖心侍女修道会の場合」『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』第15巻、清泉女子大学、2007年、219-261頁、NAID 40015628965 
  • 塩谷惇子「愛と知性を育む大学文化の伝承--建学の精神・キリスト教ヒューマニズムの源泉を汲む」『清泉女子大学紀要』第56号、清泉女子大学、2008年12月、59-75頁、ISSN 05824435NAID 110007478917 
  • 塩谷惇子「聖心侍女修道会の教育 : 過去と現在,そして未来へ」『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』第21巻、清泉女子大学、2013年、1-35頁、NAID 40019759544 
  • 塩谷惇子「清泉女子大学初代学長マザー・クレア・クロフォードの紹介 : 北原妙子論文のまえがきとして」『清泉女子大学紀要』第61号、清泉女子大学、2013年12月、15-21頁、ISSN 0582-4435NAID 120005366571 

脚注

  1. ^ a b c d e f 「塩谷惇子」『新訂 現代日本女性人名録』日外アソシエーツ編、2001年、165頁。ISBN 978-4-8169-1681-6
  2. ^ a b c フランシスコ教皇様に本学元理事長のシスター塩谷惇子が謁見”. 清泉女子大学. 2019年12月2日閲覧。
  3. ^ a b c 理事長メッセージ 清泉女子大学、2016年9月30日閲覧。(アーカイブ 2019年12月1日閲覧)
  4. ^ a b 理事長に就任して 理事長 塩谷惇子、2016年9月30日閲覧。(アーカイブ 2019年12月1日閲覧)
  5. ^ a b 塩谷惇子 researchmap 国立研究開発法人科学技術振興機構知識基盤情報部、2016年10月1日閲覧。
  6. ^ a b イエスに出会った人々 清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア(東京都)、2016年9月30日閲覧。
  7. ^ 名誉博士・名誉教授 清泉女子大学、2016年10月1日閲覧。
  8. ^ 大学案内 清泉女子大学、2016年10月1日閲覧。
  9. ^ 清泉ファミリー 清泉女学院について、2016年10月1日閲覧。