埼玉県立鷲宮高等学校(さいたまけんりつわしのみやこうとうがっこう)は、埼玉県久喜市にある全日制普通科男女共学の高等学校。
概要
本校の元々の住所であった埼玉県北葛飾郡鷲宮町は、1955年1月1日から2010年3月22日までは、行政上の「鷲宮町」を「わしみやまち」と読んでいたが、最寄り駅の鷲宮駅や鷲宮神社などは昔から「わしのみや」と読んでおり、「鷲宮」の読み方が2つ存在した。
本校は1978年の創立時から「鷲宮高校(わしみやこうこう)」と呼ばれていたが、久喜市・鷲宮町・栗橋町・菖蒲町の1市3町の合併により2010年3月23日から久喜市になった際、鷲宮の読み方を「わしのみや」に統一したことにあわせ、2011年4月から校名が「鷲宮高校(わしのみやこうこう)」となった。漢字は今までと同じだが、読み方のみ改称した。
生徒数は男子が約380名、女子が約480名。1年生は共通科目を学び、2年・3年生では文系・理系に分かれる。
沿革
- 1978年(昭和53年)- 地元からの強い要望により埼玉県立鷲宮(わしみや)高等学校創設。
- 1997年(平成9年)- 野球場新設、テニスコート整備工事完了
- 2011年(平成23年)- 「鷲宮」の呼称を「わしみや」から「わしのみや」に統一するという新・久喜市の方針にあわせ、「埼玉県立鷲宮(わしのみや)高等学校」と改称。
進路
毎年、卒業生の約35%~45%が専門学校へ進学する。大学進学は約25%~30%程度で、就職は約17%~18%。
平成18年度の進路状況は、大学77名(浪人含む)・短大42名・専門学校107名・就職29名だった。
施設
1997年に野球専用グラウンドが完成した。公立高校では珍しく、野球部の雨天練習場がある。3人が同時に投げられるブルペンも併設されている。
クラブ
運動部の中でも野球部は特に盛んで、1995年春(第67回)に甲子園出場を果たした(初戦敗退)。近年の県大会でも上位の成績を残しており、地域では野球部の強い高校として知られる。秋季関東高校野球大会に3度出場、春季関東高校野球大会に4度出場経験がある。
夏の甲子園出場経験はないが、2006年の第88回全国高校野球選手権埼玉県大会・準優勝が最高成績。
著名な卒業生
交通
関連項目
外部リンク