城戸健一(きど けんいち、1926年(大正15年)4月15日 - 2015年(平成27年)10月7日)は、日本の学者[1]。専門は建築音響工学・電気音響工学・音声情報処理・情報工学。
略歴
1926年4月15日生まれ。1948年3月、東北帝国大学工学部電気工学科卒業。同年4月、東北大学に奉職。1956年3月、同大学工学部助教授。1961年3月、工学博士(東北大学)。1962年4月、東北大学電気通信研究所教授。1976年4月、同大学応用情報科学研究センター長。1990年4月、同大学名誉教授、千葉工業大学教授・音響情報研究所所長。1994年5月、オンテックR&D代表取締役会長。2007年11月、瑞宝中綬章受章。2015年10月7日、89歳で死去。
1983年5月から1985年まで、日本音響学会会長を務めた。
指導学生に小野寺正など[2]。
脚注
- ^ 牧野正三「追悼文 城戸健一先生のご逝去を悼む」『日本音響学会誌』第72巻第3号、2016年3月1日、103–104頁、doi:10.20697/jasj.72.3_103。
- ^ 小野寺正(5)東北大学 工学部に進学、音響学専攻 スピーカーの振動を解析2020/10/5付日本経済新聞