土肥町

といちょう
土肥町
土肥金山
土肥町旗
土肥町旗
土肥町章
土肥町章
土肥町旗 土肥町章
1961年昭和36年)11月29日制定
廃止日 2004年4月1日
廃止理由 新設合併
土肥町天城湯ケ島町修善寺町中伊豆町伊豆市
現在の自治体 伊豆市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
田方郡
市町村コード 22324-7
面積 49.41 km2
総人口 5,203
推計人口、2004年3月1日)
隣接自治体 戸田村、天城湯ケ島町、賀茂郡賀茂村
町の木 カーネーション
町の花 シロビワ
土肥町役場
所在地 410-3302
静岡県田方郡土肥町土肥670-2[1]
座標 北緯34度54分41秒 東経138度47分41秒 / 北緯34.91128度 東経138.79464度 / 34.91128; 138.79464座標: 北緯34度54分41秒 東経138度47分41秒 / 北緯34.91128度 東経138.79464度 / 34.91128; 138.79464
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土肥町(といちょう)は、かつて静岡県田方郡にあった伊豆半島西部に存在した。

2004年(平成16年)4月1日に修善寺町天城湯ケ島町中伊豆町と合併して伊豆市が発足し、土肥町は廃止された。

地理

伊豆半島の中西部、駿河湾に面する。気候は駿河湾対岸の三保の松原などと同様で、温暖である。特に恋人岬は、男女のカップルが多く訪れる海岸として有名である。

歴史

沿革

51が町村制施行時の土肥村。(52.西豆村)
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により君沢郡土肥村・小土肥村が合併して土肥村が発足。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制施行のため、田方郡・君沢郡および賀茂郡の一部の区域をもって、改めて田方郡を設置。所属郡が田方郡となる。
  • 1938年(昭和13年)4月1日 - 町制施行により土肥町に改称。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 西豆村を編入。[2][3]
  • 1961年(昭和36年)11月29日 - 町章を制定。[4]
  • 1976年(昭和51年)12月26日 - 町木・町花を制定。[5]
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 修善寺町天城湯ケ島町中伊豆町と合併し、伊豆市の一部となる。

行政

土肥村長
町章
  • 観光都市を象徴するために「TOY」を表し、農鉱・水産・観光の「Y」意味して、1961年(昭和36年)11月29日に町役場竣工を記念して制定される[5][4]
町木・町花

産業

  • シロビワの産地である。世界の中でも土肥町内の一部の農家でしか生産されていない[6]

交通

道路
漁港
  • 小下田漁港
  • 八木沢漁港
船舶(土肥港発)

教育

小学校
中学校
高等学校

名所・旧跡・観光スポット

  • 恋人岬 - 鐘を3回鳴らすと恋愛が成就すると言われる観光地。
  • 土肥温泉 - ホテルや旅館が立ち並ぶ海沿いの温泉地。
  • 土肥金山 - 金鉱山跡地の史跡。
  • 土肥演芸館 - かつて土肥町にあった映画館。1960年(昭和35年)の田方郡には10館の映画館があった[注釈 1]
  • 土肥映画劇場 - かつて土肥町にあった映画館。
  • 松原公園 - ギネスブックにおいて「最大の文字盤を持つ時計」と認定されている文字盤の直径が31メートル花時計がある[8]

土肥を舞台にした作品

テレビドラマ
その他
  • 野外演劇『菜の花舞台』(主催・菜の花舞台実行委員会)
  • 小説「旅人岬」(著者 笹倉 明 1999年 日本放送出版協会)

主な出身者

脚注

注釈

  1. ^ 1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[7]

出典

  1. ^ 土肥町例規集 p103
  2. ^ 土肥町例規集 p101
  3. ^ 土肥町例規集 p102
  4. ^ a b 広報といまち 昭和36年12月20日号
  5. ^ a b c 慣行の取り扱い”. 修善寺町外3町合併協議会. 2014年6月29日閲覧。
  6. ^ 白びわ”. 伊豆市観光情報. 2014年6月29日閲覧。
  7. ^ 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。
  8. ^ ピーター・マシューズ, ed (1992). ギネスブック'93. 騎虎書房. p. 141. ISBN 4-88693-254-1 
  9. ^ 日本放送協会放送文化研究所放送情報調査部『NHK年鑑'90』日本放送出版協会、1990年、134,421-422頁。 
  10. ^ コーチ紹介 - スカッシュ専門通販サイト | スポーツステーション・ジン”. コーチ紹介 - スカッシュ専門通販サイト | スポーツステーション・ジン. 2021年12月20日閲覧。
  11. ^ 潮木 仁 (スカッシュ) - 第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバ) - JOC”. 日本オリンピック委員会(JOC). 2021年12月20日閲覧。
  12. ^ 潮木 仁”. samplesite2008.web.fc2.com. 2021年12月20日閲覧。
  13. ^ Vol.9 公益社団法人日本スカッシュ協会 常務理事 潮木 仁 氏 〜世界に挑戦する次世代のプレーヤーを育成する〜|グローバル教育|海外教育情報サイトSPRING(シンガポール)”. springmagazine. 2021年12月20日閲覧。
  14. ^ https://twitter.com/tashinamism/status/1251797718164336641”. Twitter. 2021年12月20日閲覧。
  15. ^ 株式会社BS日本 (2020年4月25日). “スカッシュ|バカリズムの大人のたしなみズム|BS日テレ”. BS日テレ. 2021年12月20日閲覧。
  16. ^ 砂間以外は『ふるさとデータブック 東海』(NHK出版 1992年刊)で土肥町の出身者として取り上げられている。

関連項目

参考文献

  • 土肥町役場『広報といまち 昭和36年12月20日号』静岡県田方郡土肥町、1961年6月20日。 
  • ぎょうせい『土肥町例規集』静岡県田方郡土肥町、1958年6月5日。 
  • NHK出版『ふるさとデータブック 東海』NHK、1992年。

外部リンク