汐見町線(しおみちょうせん)は、愛知県名古屋市南区の東港駅から同市港区の汐見町駅までを結ぶ名古屋臨海鉄道の鉄道路線である。
現在は全線で貨物列車の運行は無くなっている。
路線データ
- 路線距離(営業キロ):東港駅 - 汐見町駅 間 3.0km
- 軌間:1067mm
- 駅数:3駅(起終点駅を含む)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
- 閉塞方式:スタフ閉塞式
歴史
愛知県営の専用鉄道が原型であり、運用が名古屋鉄道に委託されてからは名鉄築港線の構外側線として扱われていたが、名古屋臨海鉄道の設立により同社に移管された[1][2]。
運行形態
2003年度に定期列車の設定がなくなって以降も空タンク車の臨時貨物列車が設定され、2010年まで不定期で運行されていた[4][注釈 1]。2024年度ダイヤ改正時点でも形式的に1日1往復の臨時専用貨物列車が設定されているが、実際の運転は行われていない。
駅一覧
東港駅(0.0km)- 船見町駅(0.9km)- 汐見町駅(3.0km)
脚注
注釈
出典
- ^ “名鉄の電気機関車「デキ」写真展(平成27年 秋季特別展)”. 名古屋鉄道. 2018年8月23日閲覧。
- ^ “名古屋市都市計画情報提供サービス 都市計画基本図情報 S30-S33 基本図”. 2018年8月23日閲覧。
- ^ 平成28年度鉄道要覧
- ^ 『日本の貨物列車 中部・東海編』(DVD)いずみ企画、2010年8月21日発売。
参考文献
- 鉄道貨物協会 編『2024 貨物時刻表』2024年3月1日。
関連項目