吉川 トリコ(よしかわ トリコ、1977年10月19日 - )は、日本の小説家。静岡県浜松市出身[1]。愛知県名古屋市在住[1]。
来歴
愛知淑徳短期大学文芸学科卒業[2][3]。在学中は清水良典に学んだ。2004年(平成16年)、『ねむりひめ』で新潮社「女による女のためのR-18文学賞」の第3回大賞・読者賞を受賞[4]。同年、短編集『しゃぼん』にて同社からデビュー。
2007年(平成19年)には、『グッモーエビアン!』を原作とした東海テレビの単発ドラマ『なごや寿ロックンロール〜「グッモーエビアン!」より〜』が放送された[1]ほか、『戦場のガールズライフ』がドラマ化され[1]BSフジで全20話放送されている。また、2012年(平成24年)12月15日には『グッモーエビアン!』の映画化作品が全国にて公開された。
2013年(平成25年)3月26日[5]より中日新聞のウェブサイト「中日新聞ほっとWeb」で名古屋を舞台とした短編小説「東海百景 吉川トリコの名古屋16話」を連載していた[6]。
2021年、「流産あるあるすごく言いたい」(『おんなのじかん』収録)で第1回PEPジャーナリズム大賞オピニオン部門受賞[4]。2022年、『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞受賞[1]。
著書
- 「マリー・アントワネットの日記」シリーズ
- その他
- 寄稿アンソロジー
脚注
関連項目
外部リンク