古屋 哲夫(ふるや てつお、1931年3月21日 - 2006年12月2日)は、日本の歴史学者。専攻は日本近代史。京都大学名誉教授。
経歴
1931年、東京都で生まれた[1]。1948年、東京都立第九中学校(現東京都立北園高等学校)を卒業し、浦和高等学校 (旧制)(現埼玉大学文理学部)に進学したが、学制改革にともなって新制へ移行したことにより1949年に第1学年のみ修了。1949年、東京大学教養学部文科1類に入学し、その後1951年に同大学法学部に入学。1953年に法学部(政治コース)を修了。同年、同大学大学院社会科学研究科政治専門課程に進学し、1956年に同修士課程を修了。同年、同博士課程に進学。1958年より歴史学研究会書記長。1958年9月、博士課程を退学。
1967年より法政大学法学部非常勤講師。また、国立国会図書館非常勤調査員として憲政資料室に勤務した。1971年、京都大学人文科学研究所助教授に就任。1981年に同研究所教授昇格。1986年からは千葉大学文学部を兼任した(1987年まで)。1994年に京都大学を退任し、名誉教授となった。
- 委員、役職
- 角川書店「日本史辞典」編集委員(1961年)
- 山口県史編さん専門委員(1995年~1998年)
著書
- 単著
- 共編著
- 論文
- 「近代日本における徴兵制度の形成過程」『人文學報』66, 1990年, 101-131頁. PDF
- 「「県史講演録」 軍事から見た明治の山口」『山口県史研究』7, 1999年, 117-137頁. doi
外部リンク
脚注