原田 宏二(はらだ こうじ、1937年12月18日 - 2021年12月11日[1][2])は、日本の警察ジャーナリスト。元北海道警察警視長。北海道出身[3]。「明るい警察を実現する全国ネットワーク」発起人、「市民の目フォーラム北海道」代表として、市民の警察に関する苦情や要望を受け付け、警察職員からの相談の対応のほか、警察により不当な人事処分を受けた警察官、元警察官らの支援活動を行った。
警察官時代はノンキャリアの最高階級である警視長にまで昇任した。
経歴
北海道警裏金事件での告発
北海道警裏金事件において、元北海道警察ナンバー3で裏金に直接関与する立場にあった者として、北海道警察内部で行われていた裏金問題を是正するため、2004年に札幌市で弁護士の市川守弘と元部下で弟子屈警察署の元次長と共に告発を行った。警察時代の元部下の稲葉圭昭が2002年に逮捕された稲葉事件が告発のきっかけだった。この告発のため公安刑事と思われる者に尾行されたこともあると語っている[5]。
著書
参考文献
関連項目
脚注
- ^ “道警元幹部の原田宏二氏が死去 警察の裏金問題を告発”. 上毛新聞. (2022年4月8日). https://www.chunichi.co.jp/article/449639 2022年4月8日閲覧。
- ^ “「ピュアな正義感」惜しむ 元道警・原田宏二氏しのぶ会 /北海道”. 毎日新聞 (2022年5月29日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ 『警察崩壊 つくられた“正義"の真実』、旬報社、2013年、著者紹介
- ^ “情報収集、無制限に広がる”. 朝日新聞: p. 17. (2013年10月19日)
外部リンク